Record China 2017年5月31日(水) 10時0分
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30日、韓國の生活保護(hù)受給者の男性が、道端で小切手を拾った後に取った行動が話題になっている。寫真は韓國のウォン紙幣。
2017年5月30日、韓國の生活保護(hù)受給者の男性が、道端で小切手を拾った後に取った行動が話題になっている。
聯(lián)合ニュースの報道によると、生活保護(hù)を受給しているウ?ヨンチュンさん(53)は、今月10日の晝ごろ、ソウル近郊、富川(プチョン)市のマンションが連なる団地の商店街前で2枚の封筒を拾い、近くの警察署に屆けた。封筒には1億1000萬ウォン(約1080萬円)分の小切手と戸籍謄本が入っていたという。ウさんの「持ち主はさぞかし心配していることだろう。早く探してほしい」という願いを聞いた警察は、小切手に書かれていた電話番號などから持ち主のAさんを無事発見した。Aさんによると「不動産の殘金を処理しようとしていたところ、お金をなくしてしまい困っていた」とのこと。
韓國では遺失物法により、金銭拾得者には5?20%の報労金の支給が決められている。しかし持ち主発見の知らせを受けて再び警察署を訪れたウさんは、Aさんが渡そうとした報労金の受け取りを固辭、押し問答の末、「その金で、苦労した警察官の皆さんにスイカ1玉を買ってほしい」と頼みAさんを説得した。
ウさんは現(xiàn)在、家賃30萬ウォン(約2萬9000円)のアパートに知的障害2級の高2の娘と、小3の娘と3人で暮らしている。國の支援で就職した宅配の仕事の給料は月85萬ウォン(約8萬4000円)、これに生計?住居支援を加えても、収入は月130?140萬ウォン(約12萬8000?13萬8000円)ほどだ。生活は豊かとはいえないが、ウさんはいつも正直に生きてきたと自負(fù)しているそうだ。
報道でウさんの太っ腹な行動を知った韓國のネットユーザーからは、「心から尊敬する。あなたのような人のおかげで韓國に希望があると思う」「格好いい。きっと幸せが舞い込んでくるでしょう」「今でもこういう方がいるんだね。これからも頑張って」「涙が出る。自分自身を反省する機(jī)會になった」などその行動に稱賛の聲が相次いでいる。
一方で、報労金について「報労金は正當(dāng)なお金なのだからどうぞもらってください」「いくら拒否したといっても、報労金は渡すべきだったと思う」「どうか持ち主は法的な謝禮金を渡してあげて」と主張する聲や、「稱賛報道ばかりじゃなくて、こういう善良な人が気兼ねせずにお金を受け取れるように社會的認(rèn)識を高めるべき」とメディアの報道に異議を唱えるコメントもあった。(翻訳?編集/松村)
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