中國の「臺灣締め付け」はこんなところにも、臺灣の大學に行く中國人學生が50%以上減少―仏メディア

Record China    2017年5月30日(火) 20時30分

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29日、仏國際放送局RFIによると、今年の臺灣の各私立大學における中國人學生の受け入れ數(shù)が昨年の半分以下に減少した。寫真は「一つの中國」アピールする看板。

2017年5月29日、仏國際放送局ラジオ?フランス?アンテルナショナル(RFI)によると、今年の臺灣の各私立大學における中國人學生の受け入れ數(shù)が昨年の半分以下に減少した。

臺灣政府は國民黨馬英九(マー?インジウ)政権當時の2011年から中國本土の學生を受け入れる政策を開始。5年間は増加傾向を見せており、昨年は2136人を受け入れたが、今年は大きく減少して1000人にとどまっている。

公立の大學はもともと受け入れ數(shù)が少ないため影響が少ないが、私立大學にとって中國人學生の減少は學費などの収入が減ることとなり、経済的に大きな痛手となる。中國の學生が減少した背景について私立大學の関係者は「臺灣の『92年コンセンサス』への態(tài)度に、中國側が不満を持っているためだろう」と語る。臺灣の民進黨政権が「92年コンセンサス」を認めない立場を取っていることへの中國の「締め付け」との見方だ。このままだと、中國から送り出される學生らの數(shù)は年々減っていく可能性があるという。

馬前総統(tǒng)が中國の學生を臺灣に呼び込んだ背景には、中國と臺灣の若い世代同士の相互理解が雙方の融和につながるとの考えや、少子化で大學生の數(shù)が減る一方で私立大學が増加したことで経営危機に直面している大學が多いことがあるという。(翻訳?編集/川尻

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