2017年5月31日、韓國?ニューシスによると、醫(yī)學(xué)的に効果が未検証の極端な自然主義育児法を広めていた韓國のインターネットコミュニティー「薬を使わない子育て」を運営していた漢方醫(yī)が告発されるなど物議を醸している。

大韓韓醫(yī)師協(xié)會は31日、同漢方醫(yī)を同協(xié)會倫理委員會に提訴したことを発表、「違法事項摘発時の最高の処罰を行うことになるだろう」と明かした。

協(xié)會によると、「薬を使わない子育て」は、「乳幼児には予防接種を行わない」「やけど跡は湯で溫めたり溫濕布を當(dāng)てる」「腸炎には炭の粉を処方する」「アトピーは日光にさらす」といった獨自の治療法を展開、社會的に大きな物議を引き起こしており、運営者の漢方醫(yī)など70人余りが児童虐待などの容疑で市民団體により警察に告発された狀態(tài)だ。

協(xié)會は、「『薬を使わない子育て』の一件で、約6萬人に及ぶ親と子が深刻な被害を受けてしまったか、被害を受けかねない狀況だった。今後、誤った內(nèi)容を盲信し、より大きな被害を受けないよう、細(xì)心の注意が必要」とし、「これ以上善意の被害者が発生しないよう、協(xié)會として（運営者の）漢方醫(yī)に対する強い制裁を行い、近いうちに法的措置も取りたい」としている。

また一方で、「『薬を使わない子育て』運営者が漢方醫(yī)という理由だけで、この問題をまるで漢方醫(yī)學(xué)全體の問題であるかのように報道しようとする悪質(zhì)な蔑視勢力がある」とし、こうした報道に対しても「強く対応する」と警告した。

この報道を受け、韓國のネットユーザーからは「これは疑似宗教とみるべきだと思う」「醫(yī)學(xué)をシャーマニズムにしてしまった」「この一件を放置したらまた同じようなことが起きる」「漢方醫(yī)の資格を剝奪して、司法による処分も行うべき」など、サイトを運営していた漢方醫(yī)に対する批判の聲が多く寄せられた。

その一方で、「やけどに溫濕布なんて、素人が考えてもおかしい」「サイトの內(nèi)容を信じる人がいたことに驚く」「こんな內(nèi)容を信じるとは、なんと愚かな」など、いかがわしい內(nèi)容を信じた側(cè)の責(zé)任を指摘する聲もあった。（翻訳?編集/三田）