2008年4月18日、チベット?シガツェ地區(qū)に位置するタシルンポ寺の補(bǔ)修工事が正式に始まった。総額1億1800萬元（約16億5200萬円）の國家資金が投入される予定であり、工事期間は3?4年と見られている。同日付で中國新聞社が伝えた。

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この著工は、「チベット重點(diǎn)文化財保護(hù)プロジェクト」が全面的に動き出したことを意味している。中國政府は第11次5か年計(jì)畫（2006?2010年）期間、総工費(fèi)5億7000萬元（約79億8000萬円）をかけて22か所の文化財を補(bǔ)修する方針。今後、シャル寺、ギャンツェゾン抗英遺跡、大昭寺（ジョカン）、小昭寺（ラモチェ）などの補(bǔ)修工事が予定されている。

チベットには現(xiàn)在2300か所余りの文化財がある。1951年の平和的解放以降、とりわけ改革開放以降、中國政府とチベット自治區(qū)は文化財補(bǔ)修プロジェクトに力を入れており、現(xiàn)時點(diǎn)で累計(jì)7億元余り（約98億円）を投資し、1400か所に上る寺院、遺跡、宗教活動地を補(bǔ)修?開放している。

タルシンポ寺は1447年に建立。パンツェ?ラマ4世以降、歴代のパンツェ?ラマ（チベット仏教においてダライ?ラマに次ぐ高僧）がここを本拠地として政治?宗教活動を行った。修繕?改築工事を経て敷地面積はおおよそ24萬平方メートル。1961年、國務(wù)院により「國家文物（文化財）保護(hù)単位」に指定されている。（翻訳?編集/下妻）