スマホで遊んでいた子どもが誤って27萬(wàn)円を慈善団體に寄付、返金求めるも拒否される―中國(guó)

Record China    2017年6月5日(月) 19時(shí)0分

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中國(guó)の子どもが誤ってスマホから慈善団體へ寄付したため、返金を求めたところ拒否されたと伝えた。これに対し、中國(guó)のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料寫真。

2017年6月4日、中國(guó)新聞網(wǎng)によると、中國(guó)の子どもが誤ってスマホから慈善団體へ寄付したため、返金を求めたところ拒否された。

江蘇省宿遷市に住む劉(リウ)さんが、友人の家へ遊びに行ったとき、その家の8歳の子が、劉さんのスマートフォンをいじって遊んでいたところ、微信(WeChat)の財(cái)布機(jī)能で1萬(wàn)7000元(約27萬(wàn)円)を慈善団體に寄付してしまったという。寄付の場(chǎng)合、パスワードの入力が不要であったため、簡(jiǎn)単に送金できてしまったようだ。

誤って寄付されたお金は中國(guó)扶貧基金會(huì)へ送金されたが、劉さんが微信のコールセンターに連絡(luò)したところ、お金はすでに中國(guó)扶貧基金會(huì)へ送金されたため返金はできないと言われた。そこで、中國(guó)扶貧基金會(huì)に直接連絡(luò)したところ、誤送金であることの証明が必要だとして返金を拒否したという。

中國(guó)扶貧基金會(huì)によると、システム障害による誤送金や精神障がい者による送金以外は、返金には応じないとのことだ。弁護(hù)士によると、民法通則では、10歳未満の未成年は民事行為能力がないとされており、このお金が確かに8歳の子どもによる誤送金だと証明できるかがポイントで、証明できれば返金させることができると話している。

これに対し、中國(guó)のネットユーザーから「寄付だとパスワード不要というのは大きな不備だな」と指摘するコメントが寄せられた。

また、「扶貧基金會(huì)の言い方は、慈善とは違ってきている感じがする」「どんな狀況だろうと、自分の意思ではない寄付はすべて返金すべきだろう。返金しなかったらチンピラと同じだ」と、慈善団體の対応を批判するユーザーも多かった。(翻訳?編集/山中)

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