韓國で現(xiàn)寸復(fù)元された朝鮮戦爭時の揚(yáng)陸艦、波で壊れてほったらかしに=「まったくお粗末な話」「波があることも予測できなかったの?」―韓國ネット

Record China    2017年6月5日(月) 20時50分

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4日、韓國?聯(lián)合ニュースによると、朝鮮戦爭當(dāng)時に沈沒した韓國軍の揚(yáng)陸艦を地元自治體が膨大な予算を投じ現(xiàn)寸復(fù)元したものの、1年半もの間、海岸に放置されたままであることが明らかになった。寫真はソウルにある戦爭記念館。

2017年6月4日、韓國?聯(lián)合ニュースによると、朝鮮戦爭當(dāng)時に沈沒した韓國軍の揚(yáng)陸艦を地元自治體が膨大な予算を投じ現(xiàn)寸復(fù)元したものの、1年半もの間、海岸に放置されたままであることが明らかになった。

慶尚北道(キョンサンブクド)盈徳(ヨンドク)郡は、1950年の長沙里(チャンサリ)上陸作戦勝利を記念するため、當(dāng)時作戦に投入された揚(yáng)陸艦「文山(ムンサン)號」の実物模型を製作し、內(nèi)部に當(dāng)時の狀況を紹介する展示を行うことを計(jì)畫していた。文山號は長さ90メートル、高さ26メートル、幅30メートル、総トン數(shù)2000トン級規(guī)模で、復(fù)元には國費(fèi)や郡費(fèi)など計(jì)324億ウォン(約32億円)が投入されたという。

模型製作は2012年12月に始まり15年5月には船體を長沙里海岸に設(shè)置、同年年末に船內(nèi)の展示を終えたが、一般開放どころか、まだ竣工(しゅんこう)検査も行われていない狀態(tài)であることがこのほど分かった。

15年夏の臺風(fēng)と冬の高波で船體後部の內(nèi)部造物が変形してしまったためだ。82億ウォン(約8億円)をかけ東南方向に長さ90メートルの防波堤を建造したが、北東方向には備えていなかったことが原因だった。道の監(jiān)査でこれが明らかになったものの、防波堤の追加建設(shè)には100億ウォン(約9億8700萬円)近くかかるため実施できていない。

さらに昨年末の鋼構(gòu)造協(xié)會による安全性診斷の結(jié)果、設(shè)計(jì)基準(zhǔn)に適合していないことも明らかとなり、郡が施工業(yè)者に再度作業(yè)を依頼、解決策を検討?模索している狀態(tài)だ。

長沙里上陸作戦は、仁川(インチョン)上陸作戦成功のための両面作戦として學(xué)徒兵770人を中心に行われた。學(xué)徒兵は上陸後、浜辺近くの敵を掃討し、浦項(xiàng)(ポハン)に通じる國道7號線を掌握、北朝鮮軍の補(bǔ)給路を斷った。しかし文山號の沈沒により、1週間の戦闘で戦死者139人、負(fù)傷者92人を出す大きな犠牲を払った。

この報(bào)道を受け、韓國のネットユーザーからは「波があることを予測できないほど何をそんなに急いでいたんだ?」「まったくお粗末な話」など、計(jì)畫の甘さに批判の聲が寄せられた。

また、「國民の稅金は君たちの小遣いじゃない」「こんなふうに無駄に使われる金が後を絶たない」「324億ウォンもの費(fèi)用が正しく使われたのか、しっかりと検証せねばならない」など、稅金の使い道に関連した意見もみられた。(翻訳?編集/三田)

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