中豪の舌戦ヒートアップ、首相に続き外相や前駐米大使も中國を攻撃―米華字メディア

Record China    2017年6月5日(月) 21時30分

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5日、アジア太平洋地域の安全保障について各國の國防相などが意見を交わす「アジア安全保障會議」でのターンブル豪首相の発言に端を発した中國との舌戦がさらにヒートアップしている。資料寫真。

2017年6月5日、米華字メディアの多維新聞によると、アジア太平洋地域の安全保障について各國の國防相などが意見を交わす「アジア安全保障會議」でのターンブル豪首相の発言に端を発した中國との舌戦がさらにヒートアップしている。

オーストラリアのビショップ外相はこのほど、「中國は國際秩序を『直接無視』している」と述べ、週末のアジア安全保障會議で中國の拡大主義に警告を発したターンブル首相を支持した。

ターンブル首相は2日の基調(diào)講演で「中國がこの地域を支配するために、この半球にモンロー?ドクトリンを課し、他の國、特に米國の役割と貢獻を疎かにしようとしていることに懸念が広がっている」「大國は、より小さな國に自分の意志を押しつけるべきではない」などと述べた。

これに対し、中國代表団の何雷(ホー?レイ)団長は3日の記者會見で「中國と中國政府は國際ルールと地域ルールを支持し、守る國だ」と反発した。

中國國営の環(huán)球時報も3日の社説で「ターンブル氏の発言は中國への説教に満ちている。彼はそうした発言がいかに滑稽なものであるかを理解していないようだ。最大の貿(mào)易相手國である中國にあれこれと口出しをしている。中國の度量が大きいことを祝うべきだ」などと論じた。

ビショップ外相は「ターンブル首相の発言は現(xiàn)実的かつ実用的なものだ」とした上で、「中國による南シナ海の島々の再開発は國際秩序を直接無視したものだ」と指摘。中國の反発については「北京がいつもそのように反応することは予想外ではない」と述べた。

オーストラリアの元駐米大使、キム?ビーズリー氏は5日、「北朝鮮を現(xiàn)在のようにしたのは中國であり、中國はいま、自分たちが作り出した問題の解決を迫られている」と述べた。(翻訳?編集/柳川)

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