2017年6月5日、韓國(guó)?聯(lián)合ニュースによると、韓國(guó)?慶尚南道にある昌原明谷高校は先月29日、道內(nèi)で初めて元日本軍慰安婦を象徴する「小さな少女像」を設(shè)置した。

學(xué)校の正面玄関に設(shè)置された少女像は幅30センチ、高さ40センチほどの大きさ。少女像が乗っている銅板には「忘卻も許しも奢侈（しゃし）である。恨みの血がめぐるのを感じたのなら、鉄のたわしでこすって磨いても決して消せない深い傷痕、反人倫的な罪悪を忘れないため、この少女像の前にひざまずいて涙を流す」との文章が刻まれている。

少女像の設(shè)置を推進(jìn)した同校3年生の生徒會(huì)長(zhǎng)ソン?ヘミンさんは今年3月、全國(guó)の高校の學(xué)生會(huì)長(zhǎng)が參加する研修會(huì)で「小さな少女像建立運(yùn)動(dòng)」の存在を知った。全國(guó)100の高校に100の小さな少女像を設(shè)置することを目標(biāo)とする同運(yùn)動(dòng)はソウルの梨花女子高校で始まった。研修會(huì)の後、昌原明谷高校への少女像設(shè)置を決意したソンさんは、同校の生徒や教職員を?qū)澫螭趣筏磕冀鸹顒?dòng)で110萬(wàn)ウォン（約10萬(wàn)8000円）を集め、そのうちの60萬(wàn)ウォン（約5萬(wàn)9000円）で少女像を設(shè)置、殘りの50萬(wàn)ウォン（約4萬(wàn)9000円）は元慰安婦の支援団體に寄付した。その過(guò)程では「なぜ生徒の金で設(shè)置しなければならないのか」「中立を守るべき學(xué)校が一方に偏向していると受け取られる」など反対の聲もあった。しかし、ソンさんは同運(yùn)動(dòng)の趣旨を説明するなど、粘り強(qiáng)く説得を続けたという。

ソンさんは「日本の歴史歪曲（わいきょく）を正すことも私たちの責(zé)任との考えで少女像設(shè)置運(yùn)動(dòng)への參加を決心した」とし、「昌原明谷高校をきっかけに、慶尚南道內(nèi)のより多くの高校に少女像設(shè)置運(yùn)動(dòng)が広まってほしい」と述べている。

また、銅板の文章を作成した同學(xué)校の國(guó)語(yǔ)教師は「慰安婦問(wèn)題について『許しはしても忘れないようにしよう』と言う人がいるが、私は『許しも忘卻もあり得ない』と考えてきた」と明らかにし、「ちょうど生徒らが少女像を設(shè)置したので、この機(jī)會(huì)に同問(wèn)題に対する私の考えを殘そうと文章を書(shū)くことにした」と説明した。

慶尚南道地域では今後、新たに3校の高校が少女像を設(shè)置するための募金運(yùn)動(dòng)を始める予定だという。

この報(bào)道に、韓國(guó)のネットユーザーからは「素晴らしい生徒たち」「感心する。絶対に忘れてはならない歴史は忘れてはならない」など同校生徒への稱賛の聲が寄せられている。また「10代の子どもでも分かることを、なぜ外交部の人間は気付かない？」と政府を批判する聲もあった。

その他「學(xué)校は中立を守らなければいけない？何を言っているの？それは事実かうそか分からず、意見(jiàn)が分かれている時(shí)に使うものでしょ？學(xué)校がしっかりした教育を行っていない証拠だ」「歴史を知って記憶し、再発しないよう注意していくことと反日は違う。日本人と出會(huì)って結(jié)婚してもいい?！何堪矉D問(wèn)題で日本を批判しているのに、なぜ日本製品を買う？』と批判する人は愚か」などと指摘する聲も寄せられている。

一方「韓國(guó)人はいつまで怒りと恨みを抱いて生きなければならない？被害者アピールはもうやめよう」「韓國(guó)にある全ての少女像を撤去してほしい」など少女像の設(shè)置に反対する聲もみられた。（翻訳?編集/堂本）