2017年6月7日、韓國(guó)の人気アイドルグループBIGBANGのT．O．P（29）が意識(shí)不明で救急搬送された報(bào)道を受け、現(xiàn)場(chǎng)にいた警察関係者がこの事実を否定した。韓國(guó)?クキニュースが伝えた。

T．O．Pが意識(shí)不明とのニュースが流れたのは6日午後のこと。ある韓國(guó)メディアはT．O．Pの知人の言葉を引用して「意識(shí)不明の狀態(tài)で病院に搬送、集中治療室（ICU）に入院した」と報(bào)じ、緊迫した狀況は日本など海外でも報(bào)じられた。

T．O．Pをめぐっては今月1日、大麻を吸引した疑いで警察の取り調(diào)べを受けていたことが発覚し、5日にはソウル中央地検が麻薬管理法違反の罪で在宅起訴したと発表したばかり。そのため「意識(shí)不明で倒れていた」との報(bào)道に、ネット上などでは自殺を図ったのではないかとの憶測(cè)も飛び交っていた。

しかし警察関係者によると、「意識(shí)不明という報(bào)道は事実ではない」という。後に明らかになった病院搬送の経緯はこうだ。T．O．Pは本部小隊(duì)に待機(jī)していた前日午後10時(shí)ごろ、普段から服用していた精神安定剤系の処方薬を服用して就寢。翌6日午前7時(shí)30分ごろに関係者に一度は起こされたが、再び眠ってしまう。結(jié)局正午近くまで目を覚ますことができず病院の救急室に運(yùn)ばれたというが、病院に向かう際も、擔(dān)架などで運(yùn)ばれたのではなく支えてもらいながら自分の足で歩いていったとのこと。

つまりT．O．Pは意識(shí)不明ではなく、精神安定剤の影響で「深い眠りに落ちていた」だけだった。病院では尿や血液、CTなどの検査を受けたが結(jié)果はすべて正常、醫(yī)師の所見(jiàn)では、1?2日後に薬の成分が抜けていけば日常生活に支障を來(lái)すことはないとみられるという。

大麻吸引事件が明るみに出て以降、韓國(guó)ではT．O．Pへの批判が強(qiáng)まっていたが、今回の「意識(shí)不明騒動(dòng)」に、ネットユーザーからは「寢坊しても起こさない警察。これで非難の矢は警察に向くことだろう」「T．O．Pは罪も犯してるのに、どうして特別扱いなの？」と警察に批判の矛先を向けたコメントが多數(shù)寄せられている。

また一方で、メディアや所屬事務(wù)所に対し「薬に依存してる子を、自殺を図ったことにして同情してもらいたかったのかな？メディアは所屬事務(wù)所から命令されたの？」「意識(shí)不明だと脳の損傷が心配と知人が語(yǔ)っているなんて記事があったけど、あれは何？」など疑いを向けるコメントも相次いでいる。（翻訳?編集/松村）