Record China 2017年6月8日(木) 7時10分
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7日、ファストフードチェーン「バーガーキング」が韓國で先月売り出した「ズワイガニワッパー」の包裝紙デザインをめぐり、一部ネットユーザーから「旭日旗を連想させる」と抗議の聲が上がっている。寫真は旭日旗。
2017年6月7日、ファストフードチェーン「バーガーキング」が韓國で先月売り出した「ズワイガニワッパー」の包裝紙デザインをめぐり、一部ネットユーザーから「旭日旗を連想させる」と抗議の聲が上がっている。韓國経済新聞はこの一件など「ジャンルを問わない『親日』のレッテル貼り」の事例を挙げ、度を越した韓國人の反日感情が背景にあると懸念を含め報じた。
白地に赤色で大きくズワイガニを描いた「ズワイガニワッパー」の包裝紙。バーガーキングは「カニを具象化して表現(xiàn)した」としているが、この絵柄が韓國のネットなどで「旭日旗と似ている」と指摘され、ついには同社を「親日企業(yè)」と攻撃する聲まで出ている。一方で、記事によると「ファストフードにまで『親日』のレッテルを貼るのは常識外れ」との聲も多いという。
記事は、近年起こった「旭日旗関連の主な騒動」をリスト化して紹介している。これによると、2012年以降、今回のカニ問題も含めその數(shù)6件。ほぼ毎年、さまざまな所で大小の騒動が起こっているのだ。例えば12年には、韓國の地方都市の駅前広場を空中から見た形が旭日旗に似ていると指摘され問題に。14年にはある蕓能人が赤いしま模様の衣裝でテレビ出演、旭日旗とは無関係の柄だったが批判が収まらず謝罪した。
韓國國內(nèi)だけではない。同年には米ニューヨークの銀行の壁に描かれた太陽の絵柄に、現(xiàn)地の韓人父兄協(xié)會から抗議があり絵柄が変更され、昨年は世界的ファッションブランドのショーに登場した日の出柄のジャケットが問題視された。
こうして繰り返される旭日旗論爭は、過度な民族主義と民族主義的コンプレックスが引き金となっていると記事は指摘する。ある文化評論家は「カニのデザインから旭日旗を連想するのはナンセンス」として「民族主義に傾倒した常軌を逸した“嫌日”」だと指摘、またソウル大名譽教授の李栄薫(イ?ヨンフン)氏は「常にそうであるように、旭日旗論爭も日本に対し(韓國人が)抱いている一種のコンプレックスの働き」だと説明した。
この問題は韓國のネットユーザーの関心が非常に高く、同記事には5000を超えるコメントが寄せられている。その中で多くの共感を得ているのは、掲載されたズワイガニの包裝紙デザインについて「誰がどう見ても旭日旗だよ」「旭日旗を思い浮かべて描いたに違いない」「逆にこれが旭日旗だと思わない人がおかしい。不買だな」「誤解される余地があるなら、初めからまったく別のデザインにすべき。自分のおばあちゃんが慰安婦被害者ならこんなデザインはできないはず」と指摘するものだ。
また、「何も度を越してなんかいない。日本はいまだに誠意ある謝罪をしていないんだぞ」「記者はどこの國の人間なんだ?」と記事の指摘に反論する聲も多く、「これはさすがに被害妄想」と記事に同調(diào)する意見は少數(shù)だった。(翻訳?編集/吉金)
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