■■■■■2008年04月21日■■■■■

【その他の寫真】

中國(guó)は弱気？五輪サッカーの組み合わせ決定

會(huì)場(chǎng)に大きなどよめきが起こった。

北京五輪サッカーの組み合わせ抽選會(huì)。男子は、ホスト國(guó)の中國(guó)がいるC組の中に最後に入ってきたのがブラジルだった。

20日、北京市內(nèi)のホテルで北京五輪のサッカー競(jìng)技の組み合わせ抽選が行われた。

男子はニュージーランド、ブラジル、ベルギーと同組のC組。7日にニュージーランド戦（瀋陽(yáng)）、10日にベルギー戦（瀋陽(yáng)）、13日にブラジル戦（秦皇島）を戦うことになる。

また女子はスウェーデン、アルゼンチン、カナダと同組のE組となった。

組み合わせ抽選後に行われた記者會(huì)見(jiàn)には、サッカー協(xié)會(huì)関係者とこのほど就任した女子代表の監(jiān)督が出席。商瑞華監(jiān)督は「まだチームを見(jiàn)始めてから時(shí)間がたっていないが、非常に若いチームという印象。短時(shí)間でレベルアップしていけるよう頑張りたい。重要なのは団結(jié)力」と語(yǔ)り、チーム內(nèi)の內(nèi)紛によって監(jiān)督更迭という事態(tài)に陥ったチーム狀況の改善を第一に掲げた。

またサッカー協(xié)會(huì)の南勇副主席は「男子は決勝リーグに殘ることは困難な挑戦」と厳しい見(jiàn)方を示したものの、「ホスト國(guó)として、決勝リーグに殘ることは責(zé)任」と、改めて決意を語(yǔ)った。

記者會(huì)見(jiàn)での彼らの表情は一様に硬かった。そして「決勝リーグに殘るのは、非常に困難な挑戦」と率直に記者団に語(yǔ)った。確かに男子は、これまでの成績(jī)から考えれば、相手がどこになろうとも、非常に厳しい狀況であるのは事実だ。

だが、ホスト國(guó)として決勝リーグ入りを最低限の目標(biāo)に、これまで、かなりの強(qiáng)化を続けてきた。どのような組に入ろうと、『強(qiáng)敵』ばかりなのは當(dāng)然。今、この時(shí)期、『弱気発言』は禁句だろう。

同組で、全く及びそうにないのはブラジルのみ。あとは、今後の研究によって、十分対等にやれる対戦相手である。現(xiàn)在、男子代表はヨーロッパ合宿中。相手と日程も決まり、いよいよ中國(guó)サッカーの正念場(chǎng)が刻一刻と近づいてきた。

＜注：この文章は筆者の承諾を得て個(gè)人ブログから転載したものです＞

■筆者プロフィール：朝倉(cāng)浩之

奈良県出身。同志社大學(xué)卒業(yè)後、民放テレビ局に入社。スポーツをメインにキャスター、ディレクターとしてスポーツ?ニュース?ドキュメンタリー等の制作?取材に関わる?，F(xiàn)在は中國(guó)にわたり、中國(guó)スポーツの取材、執(zhí)筆を行いつつ、北京の「今」をレポートする中國(guó)國(guó)際放送などの各種ラジオ番組などにも出演している。