2017年6月9日、環(huán)球時(shí)報(bào)（電子版）は「韓國(guó)人はなぜ盧武鉉（ノ?ムヒョン）元大統(tǒng)領(lǐng)を懐かしむのか」と題する記事を掲載した。

文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領(lǐng)は5月下旬、盧氏の死去から8年の追悼式典で「盧武鉉の名前は、特権や違法行為がなく、常識(shí)や原則が通じる世界を象徴している」と述べた。樸槿恵（パク?クネ）前大統(tǒng)領(lǐng)のスキャンダル発覚後、韓國(guó)では盧氏を懐かしむ人が増えている。樸氏の弾劾期間中、人々はろうそく集會(huì)を開(kāi)き、盧氏をしのんだ。

盧氏は韓國(guó)で「過(guò)去最も大統(tǒng)領(lǐng)らしくない大統(tǒng)領(lǐng)」と呼ばれた「草の根」の指導(dǎo)者だった。韓國(guó)の人々が盧氏について話す時(shí)、誰(shuí)もがまず最初に「庶民派だった」と言う。大統(tǒng)領(lǐng)當(dāng)選後、一人で突然サウナに現(xiàn)れて汗を流した。厳しい階級(jí)社會(huì)の韓國(guó)では考えられないことだった。飛行機(jī)のエコノミークラスに乗り、済州島の民宿で休暇を過(guò)ごすこともあった。長(zhǎng)男の結(jié)婚式では自ら門(mén)に立ち、招待客を出迎えた。階級(jí)格差をなくすため、盧氏は政府の要職を選ぶ際、國(guó)民參加方式を採(cǎi)用した。盧氏の政治手法には「大統(tǒng)領(lǐng)らしくない」と批判もあった。

上海対外経貿(mào)大學(xué)の朝鮮半島問(wèn)題専門(mén)家は「盧氏の最大の政治的遺産は、権威を取り去ったことにある」と話す。盧氏は軍政や封建時(shí)代の空気を取り払った。韓國(guó)外國(guó)語(yǔ)大學(xué)の専門(mén)家は「盧氏は小説の主人公のようで、人々にとって忘れがたい大統(tǒng)領(lǐng)だった。弾劾された時(shí)も、人々はろうそくを持って反対を表明した」と振り返った。（翻訳?編集/大宮）