2017年6月23日、韓國(guó)?ノーカットニュースによると、韓國(guó)の釜山警察が事件との関連性が確認(rèn)されていない男性の寫真を使って手配ポスターを作成していたことが分かり、物議を醸している。

釜山市にある警察署は今月中旬、ある小學(xué)校から「學(xué)校の前で児童の誘拐未遂事件が発生した」との通報(bào)を受けた。內(nèi)容は1カ月ほど前、下校中のAちゃん（8）に「アイスクリームを買ってあげる」と言って中年の男が近づいた。Aちゃんは恐怖を感じ、すぐに走って逃げたというものだった。Aちゃんから話を聞いた両親はその事実を?qū)W校に報(bào)告。學(xué)校が警察に通報(bào)し、警察は學(xué)校周辺の見(jiàn)回りを強(qiáng)化すると同時(shí)に事件を捜査するための事実確認(rèn)を始めたという。

警察が捜査を進(jìn)める過(guò)程で事件のうわさが學(xué)校內(nèi)外に広まったことを受け、學(xué)校は生徒と生徒の両親らに注意を促す手紙を発送した。そして、事件から約1カ月がたった最近になり、生徒の両親らの間で同事件の容疑者だという男性の寫真が入った手配ポスターが出回り始めたという。

同ポスターには事件の內(nèi)容とある男性の顔寫真が掲載されていた。しかし、ノーカットニュースが取材した結(jié)果、手配ポスターの寫真の男性は今回の事件との関連性が全く確認(rèn)されていない人物だった。同ポスターは事件発生地域ではない、同じ警察署の別の地區(qū)交番でパトロール時(shí)に參考するよう関連の前科がある男性の寫真を使って作られたという。警察は手配ポスターを作った後も同男性に対する所在把握すら行わず、「手配」の意味を自ら否定した。また、警察の獨(dú)自調(diào)査の結(jié)果、同ポスターは地區(qū)交番を訪れた「児童の安全を守る會(huì)」のスタッフが持ち帰った後に流出したものと確認(rèn)された。ポスターを見(jiàn)たある生徒の両親が寫真を撮ってSNSに掲載した際、今回の事件と関係のない男性が容疑者として広まってしまったという。

これについて、警察は「內(nèi)部の參考用として作成したもので、外部に知らせるための正式な手配ポスターではなかった」と説明した。しかし、ノーカットニュースは「警察が何の関連もない人に容疑者のレッテルを貼った手配ポスターを作ったという事実だけでも、人権侵害であるという批判を避けることは難しい」と指摘している。

この報(bào)道に、韓國(guó)のネットユーザーからは「信じられない。韓國(guó)はここまで落ちぶれたか…」「人権侵害で終わらせるのではなく、損害賠償訴訟を起こして補(bǔ)償を受けるべき狀況だ」「外國(guó)だったら大変な訴訟になっていただろう。韓國(guó)の警察は下っ端が謝罪して終わり」「これだから誰(shuí)も警察に協(xié)力したがらない」「正直、警察を信じられない」「殺人犯の顔は必死になって隠そうとするくせに」など韓國(guó)警察に対する批判的なコメントが數(shù)多く寄せられている。（翻訳?編集/堂本）