2020年9月23日、米ラジオ?フリー?アジア（RFA）は、多くの中國(guó)人留學(xué)生が帰國(guó)して就職を希望しているため、中國(guó)國(guó)內(nèi)の就職難が深刻になっていると伝えた。

記事は、「新型コロナウイルスと米國(guó)による中國(guó)人留學(xué)生の入國(guó)制限で、大勢(shì)の中國(guó)人留學(xué)生が帰國(guó)して就職することを余儀なくされている」と紹介。中國(guó)の調(diào)査によると、今年は昨年比で7割増となる80萬(wàn)人の留學(xué)生が帰國(guó)して求職している。これに加えて國(guó)內(nèi)約874萬(wàn)人の大學(xué)卒業(yè)生が就職活動(dòng)を行うため、中國(guó)國(guó)內(nèi)の就職市場(chǎng)は厳しい狀況に。激しい競(jìng)爭(zhēng)の中、有名大學(xué)の卒業(yè)者であっても「以前のような高給は望めない」と記事は伝えた。

アフターコロナの中國(guó)の就職狀況の厳しさについて、記事は「招商銀行深セン支店の求人を見(jiàn)るとよく分かる」としている。同行が募集しているのは窓口業(yè)務(wù)擔(dān)當(dāng)者だが、清華大學(xué)、北京大學(xué)、人民大學(xué)などの有名大學(xué)の學(xué)生のほか、英インペリアル?カレッジ?ロンドン、ユニヴァーシティ?カレッジ?ロンドン、南カリフォルニア大學(xué)など、米英の有名大學(xué)の卒業(yè)生までが応募しているという。

中國(guó)の金融専門家の賀江兵（ホー?ジアンビン）氏によると、新型コロナや水害、米中貿(mào)易戦爭(zhēng)などの影響で、今年の中小企業(yè)の求人は大幅に減少しており、大學(xué)卒業(yè)生の就職難を招いている。賀氏は「米國(guó)の制裁下、ハイテク企業(yè)は大きな影響を受けており、多くの外資が撤退した」と説明。もともと求人が多くないことに加えて外資が撤退し、內(nèi)資も休業(yè)や廃業(yè)となっていると言及し、「この先は公務(wù)員を目指す人が増えるだろう」との見(jiàn)方を示した。

給與も減少している。4割近くの海外留學(xué)帰國(guó)者の給與は年収10萬(wàn)元（約150萬(wàn)円）に満たず、この比率は昨年比1割増になったという。賀氏は、「減給は普遍的な現(xiàn)象だ。企業(yè)は収益が悪化しているので納稅額も増えず、各地方の稅収入や財(cái)政収入も軒並み減少している」と指摘。「このような狀況で給與を増やすことは不可能であり、下がるだけ」と述べている。

賀氏によると、給與が減少しているのは海外留學(xué)帰國(guó)者だけではない。國(guó)內(nèi)大學(xué)卒業(yè)者の給與の下がり方はさらにひどく、地域によっては月収3000元（約4萬(wàn)5000円）にまで下がっているという。（翻訳?編集/山中）