月探査機(jī)「嫦娥5號(hào)」、飛行プランを初公開―中國

人民網(wǎng)日本語版    2017年6月13日(火) 6時(shí)50分

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長征5號(hào)が重さ8トン以上の嫦娥5號(hào)を、月トランスファー軌道に送る。資料寫真。

先ごろ閉幕した世界宇宙探査大會(huì)2017において、中國航天科技集団チーフエンジニア、月探査第3期プロジェクト副チーフエンジニアの孫為鋼氏は「中國月探査第3期プロジェクトは新たに開発された長征5號(hào)ロケットを使い、新設(shè)された海南発射場から、新型月探査機(jī)?嫦娥5號(hào)を打ち上げる」ことを明らかにし、同プロジェクトの全體プランを発表した。これには初公開となる嫦娥5號(hào)の飛行プランが含まれる。中國青年報(bào)が伝えた。

今回、長征5號(hào)が重さ8トン以上の嫦娥5號(hào)を、月トランスファー軌道に送る。

探査機(jī)はロケットから切り離された後、月トランスファー飛行及び軌道修正を行い、月の近くで制動(dòng)し、月周回軌道に入る。

探査機(jī)は月周回中に、著陸?上昇モジュールと軌道?帰還モジュールの複合體に分かれる。軌道?帰還モジュールは月周回飛行を続け、著陸?上昇モジュールは軌道変更と動(dòng)力下降により、月面の予定エリアで軟著陸する。

著陸?上昇モジュールは著陸後、月面サンプルの収集とパッケージングを行う。その後、上昇モジュールが複合體から分離され、月面點(diǎn)火?離陸によりドッキング軌道に入る。

帰還モジュールは上昇モジュールとドッキング後、月面サンプルを上昇モジュールから帰還モジュール內(nèi)に移し、そこから、再び上昇モジュールを切り離す。

帰還モジュールは月?地球トランスファー軌道に入り、地球から一定の高さで帰還モジュールが分離する。

帰還モジュールは半軌道ジャンプにより大気圏に再突入し、最終的に地面の著陸場に落下する。

中國月探査プロジェクトは、3期に分け実施される。1期は嫦娥1號(hào)?2號(hào)で、月周回探査を?qū)g現(xiàn)。2期は嫦娥3號(hào)?4號(hào)で、月面軟著陸と自動(dòng)巡回?探査を?qū)g現(xiàn)。3期は嫦娥5號(hào)?6號(hào)で、自動(dòng)サンプル回収?帰還を?qū)g現(xiàn)する。この3期の任務(wù)は「周回?著陸?帰還」と呼ばれる。

嫦娥5號(hào)は月探査第3期プロジェクトを擔(dān)當(dāng)し、月面無人サンプル回収?帰還をその目標(biāo)としている。設(shè)計(jì)によると、嫦娥5號(hào)は軌道モジュール、帰還モジュール、著陸モジュール、上昇モジュールの4つに分かれており、発射時(shí)には4つが連なる構(gòu)造となる。

孫氏によると、月探査第3期プロジェクトは複雑な計(jì)畫を採用している。孫氏は、「輸送能力と探査機(jī)をさらに拡大し、生命維持システムを追加し、製品の安全性と信頼性を高めれば、有人月上陸の能力を手にすることができる」と説明した。(提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/YF)

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