2017年6月13日、中國(guó)のポータルサイト?今日頭條は、中國(guó)で流行しているシェア自転車がすべて廃棄されると、その鉄くず量が空母5隻分に上ると伝える記事を掲載した。

中國(guó)自転車協(xié)會(huì)の公式サイトによると、2016年に約20社からおよそ200萬(wàn)臺(tái)のシェア自転車が投入された。17年にはこの數(shù)が2000萬(wàn)臺(tái)近くに達(dá)する見(jiàn)込みだ。これらの自転車が廃棄されると、30萬(wàn)トン近くの鉄くずが発生するが、これは空母5隻分の鉄鋼量に相當(dāng)するという。

1臺(tái)の自転車は、サドルやフレーム、チェーン、タイヤなど多くの部品から成るが、中でも最もリサイクルの価値があるのは鉄鋼またはアルミ合金製のフレームだという。しかし、回収業(yè)者によると、鉄鋼くずは紙よりも安く、1キロ當(dāng)たり1．35元（約22円）に過(guò)ぎず、多くの業(yè)者が引き取りを望まないという。

実際、多くの回収業(yè)者が廃棄自転車1臺(tái)當(dāng)たりの買取価格を4?5元（約65円?80円）、高くても十?dāng)?shù)元（200円前後）程度としているため、シェア自転車は外出を便利にしたものの、山のような廃棄自転車は大きな問(wèn)題だと指摘した。

これに対し、中國(guó)のネットユーザーから「シェア自転車は中國(guó)人の民度を試しているのだと思う」「シェア自転車から、民度を高くすることがいかに重要であるかがよく分かる」などのコメントが寄せられた。

また、「シェア自転車は國(guó)民の民度によって死に至らしめられる」という意見(jiàn)や「シェア自転車で空母5隻なんて米軍もびっくりだな」というユーザーもいた。いずれにしても、シェア自転車の利用方法については民度の向上が期待される。（翻訳?編集/山中）