2017年6月22日、中華網(wǎng)は「中國(guó)はなぜ日本の経験を參考にしてはいけないのか？」と題し、中國(guó)の発展において日本を參考にできない理由について中國(guó)の経済學(xué)者?溫鉄軍（ウェン?ティエジュン）氏の見(jiàn)解を紹介した。

日本の1991年以降は「失われた20年」と表現(xiàn)されるなど、低迷のイメージが強(qiáng)いが、失業(yè)率の異常な上昇や社會(huì)的な動(dòng)亂もなかった安定期ともいえる。日本は20年間ゼロ成長(zhǎng)にもかかわらず社會(huì)的な動(dòng)亂が起きなかった珍しい國(guó)である。唯一大きな事件と言えるのは「地下鉄サリン事件」だろう。政治も、首相がころころ代わったものの、比較的安定していると言える。日本の政治や経済、社會(huì)など中國(guó)は研究を進(jìn)める必要がある點(diǎn)が多い。ただ、研究しても參考にできるとは限らない。

日本は明治維新以降、西歐文化を取り入れ発展を続けたが、西歐のやり方をまねるだけではいけないと感じ、植民地を広げ世界に進(jìn)出した。日本の対外進(jìn)出によって成し遂げられた工業(yè)化は、アジアの「內(nèi)向的で蓄積型」の典型的な工業(yè)モデルとは大きく異なる。周知のとおり日本はその後戦爭(zhēng)に負(fù)けるのだが、ここで日本は歐米に依存した発展モデルに転換する。

「完全な主権」を犠牲に、歐米から軍事的な援助を受け、政治的、軍事的な労力を大きく省くことに成功した。歐米は植民地を広げることで資源や市場(chǎng)を占有してきたが、こうした場(chǎng)合、植民地での反発が予想され、戦爭(zhēng)や大きな衝突が起きる。だが、日本は歐米の支援があるため反発も少なく、世界でのイメージも悪くならない。日本は低コストで大きな発展を遂げたといえるのだ。

ではなぜ日本の経験は參考にできないのか。それは日本のように世界第2位の座に座り続ける限り、1位のボスに相応の対価を支払う必要があるからだ。米國(guó)はアジアで中ロをけん制するため日本の存在を利用しているため、日本が世界2位の座に座ったとしてもたたくことはない。しかし、中國(guó)となると狀況は違ってくる。中國(guó)は日本に比べ比較的主権が整っている國(guó)で、中國(guó)の発展は世界のボスにとって敵とみなされる。中國(guó)は今や日本を抜き世界2位の強(qiáng)國(guó)にまで成長(zhǎng)したが、こうした違いから日本の発展モデルは參考にできないのだ。（翻訳?編集/內(nèi)山）