中國メディアの新浪網(wǎng)は14日に発表した記事の中で、日本の米國製戦闘機(jī)F?35導(dǎo)入では複數(shù)の問題が発生していると指摘。一方で、中國は自主開発したJ?20の増産體制を整えつつあり、J?20はF?35を一撃で撃墜する能力があると主張している。

記事はまず、日本はステルス戦闘機(jī)開発のため実証機(jī)X?2（通稱：心神）の製作に著手したが、短期內(nèi)にステルス戦闘機(jī)を開発することはできず、しかも米國がF(xiàn)?22を海外に売卻しないと決定したことからF?35の導(dǎo)入を決めたと論じた。

さらに、米アリゾナ州のルーク空軍基地に配備されているF?35が9日、搭乗員に対する酸素供給に不具合があると判明し飛行停止になった件を紹介。「根本的な原因はF?35が技術(shù)面で成熟していないこと」と論じている。

そのうえで、「歐州ではドイツなどに新たな戦闘機(jī)FCASを開発する動(dòng)きが出ている」として、「北大西洋條約機(jī)構(gòu)（NATO）やパリ條約で歐州の米國離れが始まっており、歐州はF?35購入を控える動(dòng)きだ」と指摘。それによりF?35は販売機(jī)數(shù)が縮小しコストが上昇するとの見方を示し、現(xiàn)在ですら米國國內(nèi)向けと比べれば割高な価格で入手している日本が、費(fèi)用面においてF?35を計(jì)畫通りに導(dǎo)入できるかどうか疑問であると指摘している。

記事は続いて、自國のJ?20について論じる。中國は軍事について秘密主義の傾向が強(qiáng)く、J?20についても公式発表はわずかだ。しかし記事は、これまでにインターネットなどに流出したJ?20の寫真の機(jī)體番號(hào)から、「すでに20機(jī)が作られたことは確実」と主張。さらに同機(jī)の生産ラインはすでに3本あり、2018年には4本に達(dá)するとの見方があることを伝えた。

加えて「J?20の行動(dòng)半徑は2000キロメートルを超え、中國の周辺海域のすべてと日本の一部領(lǐng)空をカバーできる」と主張し、「J?20はF?35の上位機(jī)であるF?22に対抗することを念頭に置いた戦闘機(jī)であるため、一撃でF?35に致命的な損傷を與える能力を持つことは疑いない」と論じた。

現(xiàn)在の戦闘行動(dòng)は、通信衛(wèi)星、早期警戒管制機(jī)、早期警戒機(jī)、さらにあらゆるルートを通じて入手する情報(bào)を迅速かつ的確に分析して、攻撃または防御の詳細(xì)を決定する「データ?リンク」などと呼ばれるシステムが決定的に重要とされる。戦闘機(jī)の運(yùn)用も同様で、1機(jī)対1機(jī)の性能比較は以前ほど大きな意味を持たないとされる。上記記事はJ?20とF?35の優(yōu)劣比較で、そのあたりの事情には觸れていない。（翻訳?編集/如月隼人）