2017年6月14日、シンガポール華字紙?聯(lián)合早報(bào)は高高度防衛(wèi)ミサイル（THAAD）問(wèn)題などをきっかけに中國(guó)から“捨てられた”韓國(guó)がインドにくら替えしつつあると伝えた。

韓國(guó)の主要企業(yè)がインドにおいて戦略的投資を行う事例が増えている。現(xiàn)代自動(dòng)車(chē)グループ傘下の起亜自動(dòng)車(chē)（KIA）は4月、11億ドル（約1200億円）を投じて、インド東南部のアーンドラ?プラデーシュ州に年産30萬(wàn)臺(tái)の完成車(chē)工場(chǎng)を建設(shè)することを発表した。

2019年にも生産をスタートする予定で、現(xiàn)代自動(dòng)車(chē)は現(xiàn)地で生産したKIAブランドの小型車(chē)や多目的スポーツ車(chē)（SUV）を初めてインド市場(chǎng)に投入し、現(xiàn)代とKIAの2つのブランドで成長(zhǎng)著しいインド市場(chǎng)を開(kāi)拓する計(jì)畫(huà)だという。

韓國(guó)の物流大手?CJ大韓通運(yùn)も4月、570億ウォン余り（約57億円）を投じて、インドの物流大手企業(yè)の株式の50％を取得。事実上の買(mǎi)収で、やはり急速に成長(zhǎng)しているインドの物流市場(chǎng)開(kāi)拓に動(dòng)いている。

サムスン電子をはじめとする韓國(guó)企業(yè)の多くが中國(guó)市場(chǎng)での強(qiáng)い逆風(fēng)に直面している。數(shù)年前まで中國(guó)ビジネスは韓國(guó)企業(yè)各社の成長(zhǎng)を支える中心だったが、中國(guó)の現(xiàn)地企業(yè)の臺(tái)頭で、半導(dǎo)體などのハイテク製品だけでなく、韓國(guó)企業(yè)はさまざまな分野で収益性が下がっていくことに苦悩するようになっていた。

さらに、2017年に入って韓國(guó)が在韓米軍の高高度防衛(wèi)ミサイル配備を了承したことで、韓國(guó)企業(yè)の業(yè)績(jī)はいっそう悪化。それらの事情を背景に、インドに投資を増やす動(dòng)きが強(qiáng)まったとみられている。（翻訳?編集/岡田）