離婚件數(shù)が14年連続で上昇、裁判所が離婚を思いとどまらせる「秘策」―中國

Record China    2017年6月19日(月) 6時30分

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17日、中國メディアの財経網(wǎng)が、中國の離婚件數(shù)が14年連続で上昇し、昨年は485萬組が離婚したと伝えた。寫真は離婚証。

2017年6月17日、中國メディアの財経網(wǎng)が、中國の離婚件數(shù)が14年連続で上昇し、昨年は485萬組が離婚したと伝えた。

民生部の統(tǒng)計によると、2003年の離婚件數(shù)は約133萬1000組だったが、2016年は約485萬組となり、14年連続の上昇となった。離婚件數(shù)が増えているだけでなく、上昇率も高くなっており、特に80年代生まれの離婚率が非常に高いという。

記事によると、離婚數(shù)の上昇に頭を悩ませているのが裁判所だ。離婚するために裁判所に訴える夫婦には、多種多様な紛爭の原因があるが、いかにして夫婦を落ち著かせ、本當によりを戻す余地がないほどの夫婦関係になってしまったのかをよく考えさせることが、各裁判所にとっての難題になっているという。

この問題について四川省資陽市安岳県の人民法院では、「離婚冷靜期通知」を出すという方法を取っているという。この通知では、「心を落ち著かせて相手の苦労をよく考えること」「互いに理解し合って支え合うこと」「ポジティブな態(tài)度でコミュニケーションを行い、愛と知恵をもって矛盾に向き合うこと」「理解と溫情によって問題解決に努力すること」「辛抱と真心をもって子供に接すること」「周囲の人を大事にすること」などが呼びかけられている。

この方法は実際に効果を上げており、記事では離婚を思いとどまった夫婦の例を紹介。一方で「司法の資源を無駄にしている」との批判の聲も出ているという。だが、裁判所側は「この方法は裁判所の仕事量を増加させるものの、絶対に必要なことだ」としている。実際、この「離婚冷靜期通知」はむやみに発行されるものではなく、安岳県でも過去3カ月で7通しか発行されていないという。

記事は、離婚を持ち出す80年代生まれの夫婦の多くが、日常生活の些細な問題を理由としており、決定的な感情の亀裂ではないケースが多いと指摘?!鸽x婚は権利ではあるものの、夫婦のみならず、その家族、特に子供が大きな影響を受けるのであり、夫婦は離婚に慎重になるべきだ」と結んだ。(翻訳?編集/山中)

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