2018年11月7日、米華字メディア?多維新聞は、日中平和友好條約締結(jié)40周年を機(jī)に緊密化した日中関係について、日本が中國(guó)の臺(tái)頭を受け入れたわけではないとする、中國(guó)人民大學(xué)重陽金融研究院の関照宇（グアン?ジャオユー）氏の話を伝えた。

関氏は「日本は心理的に、日増しに臺(tái)頭する中國(guó)を受け入れていないと思う。安倍晉三首相は日中関係が競(jìng)爭(zhēng)から協(xié)調(diào)へと変化したと語った。確かに両國(guó)には多くの協(xié)力の余地があるが、中國(guó)の臺(tái)頭という客観的事実を必ずしも完全には受け入れていない」と指摘した。

また、「日中両國(guó)の接近を促した主な動(dòng)力は、米國(guó)の政治の不確定さだ」とし、「トランプ米大統(tǒng)領(lǐng)による米國(guó)至上主義は同盟國(guó)の信頼を損なった。米國(guó)との不確定的な同盟関係のもとで、日本は別の道を探さなければならなくなった。また、中國(guó)経済の持続的な発展や『一帯一路』による経済効果を期待する日本の経済界による後押しもある」と論じている。

そして、日中両國(guó)の友好的な発展は少なくとも2022年までは続くとした上で、「日本の外交には明確な方向性がない。そのため、日中関係の変化は米中関係の変化によって決まる。日中関係はやはり米中関係の一部だ。條約締結(jié)40年という節(jié)目で、日本は中國(guó)が方向を指示してくれることを大いに期待している。米國(guó)に頼りきれなくなる中で、日本は眼差しを中國(guó)に向けたのである」と主張した。（翻訳?編集/川尻）