2017年6月19日、韓國?朝鮮日?qǐng)?bào)によると、ドナルド?トランプ米大統(tǒng)領(lǐng)が高高度防衛(wèi)ミサイル（THAAD）の韓國配備をめぐる問題に激怒していたことが分かり、韓國で注目を集めている。

トランプ大統(tǒng)領(lǐng)は8日（現(xiàn)地時(shí)間）、米ホワイトハウスの執(zhí)務(wù)室オーバルオフィスにティラーソン國務(wù)長官、マティス國防長官、マクマスター大統(tǒng)領(lǐng)補(bǔ)佐官を呼び、朝鮮半島の安保狀況について議論した。3人が朝鮮半島へのTHAAD配備が遅れている事実を報(bào)告すると、トランプ大統(tǒng)領(lǐng)は激しく怒り、數(shù)多くの暴言まで飛び出したという。

複數(shù)の関係者によると、ティラーソン國務(wù)長官とマティス國防長官は8日の朝食會(huì)で「THAADプランB」をトランプ大統(tǒng)領(lǐng)に建議することを決めた?！窽HAADプランB」の內(nèi)容は具體的に明らかにされていないが、鄭義溶（チョン?ウィヨン）國家安保室長が1日にワシントンを訪問し、「韓國內(nèi)の狀況を理解してほしい」と要請(qǐng)したことを反映した一種の妥協(xié)案だったという。しかし、消息筋によると、トランプ大統(tǒng)領(lǐng)はこれを受け入れず「いっそ（THAADを）抜け」などと発言した。

トランプ大統(tǒng)領(lǐng)が激怒した事実はさまざまなルートで韓國政府にも伝えられた。関係者によると、鄭室長が9日の記者會(huì)見で「米韓同盟レベルで約束した內(nèi)容を根本的に変えようとの意図はない」との立場(chǎng)を再確認(rèn)したのは、こうした事情があったためとみられている。

米國のTHAADをめぐる韓國への不信感はさらに高まっている。米國は韓國大統(tǒng)領(lǐng)府の「THAADの搬入を知らなかった」との主張についても「うそ」とみて疑いを強(qiáng)めているという。ある消息筋によると、ホワイトハウスの國家安保會(huì)議（NSC）関係者は「THAAD発射臺(tái)4基が追加で搬入されるとの情報(bào)に報(bào)告漏れがあり、搬入後にその事実を知った文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領(lǐng)は衝撃を受けたとの主張は明らかなうそであるとNSCは考えている」と話したという。

こうした狀況の中、文政権の統(tǒng)一外交安保特別補(bǔ)佐官である文正仁（ムン?ジョンイン）延世大學(xué)名譽(yù)特任教授が16日に米國でのセミナーの基調(diào)講演で述べた「THAADが解決しなければ米韓同盟まで壊れるとの認(rèn)識(shí)があるが、それのどこが同盟なのか」「THAADが同盟の全てであるかのように述べることは受け入れがたい」などの発言がさらなる議論を巻き起こしている。文正仁教授は「學(xué)者の立場(chǎng)からの言及」との前提を付けたが、「韓國政府が米國との衝突を受け入れた上でTHAADを配備する場(chǎng)合、國內(nèi)法上の手続きを取る」との立場(chǎng)を明らかにしたとの見方も出ている。

これについて、韓國のネットユーザーからは「韓國メディアは自國の政府より米國政府を信頼し、尊重しているようだ」「韓國メディアは戦爭が起きても米國の肩を持ちそう」など同記事を報(bào)じたメディアに対する不満の聲が寄せられている。

また、「むしろ韓國が米國に不信感を抱くべきなのでは？」「大韓民國は米國の屬國じゃない。堂々としていればいい」「ちょうどよかった。どうせ韓國にTHAADは必要ない」などと主張する聲や「國連安保理に核の傘を要請(qǐng)し、駄目なら核武裝しなければならない。トランプが國連を臺(tái)無しにしてしまう前に」と提案する聲も。

一方で「米國との同盟が崩れ、経済が滅びてからでは遅い」「樸槿恵（パク?クネ前大統(tǒng)領(lǐng)）の問題で引継ぎがちゃんと行われなかったせいだ」「文大統(tǒng)領(lǐng)はTHAAD搬入の事実を知らなかった。米國でも分かるうそに、なぜ韓國國民のほとんどが気付かない？」「常識(shí)的に考えて知らなかったなんてあり得ない。それに、知らなかったとしても問題だ」などと心配する聲もみられた。（翻訳?編集/堂本）