人民網(wǎng)日本語(yǔ)版 2017年6月20日(火) 20時(shí)30分
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日本で長(zhǎng)年絵本の出版に攜わっている、福音館書(shū)店の元編集長(zhǎng)である唐亜明(タン?ヤミン)さんは取材に対して語(yǔ)った。
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「パンダは日本で驚くほど人気がある。そのしぐさだけでも、日本中で話題になるほど。パンダは中日友好大使であるということができ、中日の國(guó)民の最もピュアな思いをつなげてくれる」。日本で長(zhǎng)年絵本の出版に攜わっている、福音館書(shū)店の元編集長(zhǎng)である唐亜明(タン?ヤミン)さんは取材に対してそのように語(yǔ)る。新華網(wǎng)が伝えた。
【その他の寫真】
東京上野動(dòng)物園に來(lái)園しているメスのジャイアントパンダ「シンシン(仙女)」が赤ちゃんを産んで5日目となった16日は、唐さんが企畫し、文を書(shū)き、鉛筆畫家?木下晉さんが絵を描いた、野生パンダの生態(tài)を描いた絵物語(yǔ)「森のパンダ」(講談社)が発売されて、3日目となった。
今年はちょうど日中國(guó)交正?;?5周年で、シンシンも赤ちゃんを産み、日本中がお祝いムードに包まれている。唐さんと木下さんはこのほど、取材に対して「森のパンダ」の製作の過(guò)程について語(yǔ)り、パンダを純粋に愛(ài)する思いが、日本と中國(guó)の國(guó)民の心の距離を縮めてくれていると多くの人に感じさせた。
【四川に行ってパンダについて理解深める】
「日本人がパンダのことを初めて知ったのは、中國(guó)と日本の國(guó)交が始まった時(shí)。當(dāng)時(shí)、中國(guó)が日本にジャイアントパンダの『ランラン』(メス)と『カンカン』(オス)を贈(zèng)り、日本中にパンダ?ブームが巻き起こった。日本人がパンダを大好きになったのもその時(shí)から。子供から大人までがパンダを見(jiàn)るために動(dòng)物園に行き、混雑時(shí)には3?4時(shí)間並ばなければならないほどで、歩きながら放飼場(chǎng)を見(jiàn)るだけだった。また、せっかく放飼場(chǎng)の前に來(lái)たのに、パンダが寢ていて、子供が泣き出すこともあった。パンダのちょっとしたしぐさでも、日本中で話題になる。特に、妊娠、出産の時(shí)は、日本中でトップニュースになる」と唐さん。
パンダに関する本を日本で何度も企畫してきた唐さんは10年以上前に、パンダを描いてほしいと、日本の鉛筆畫家の第一人者と言われる木下さんに依頼した。最初は上野動(dòng)物園に行ってパンダを描いていたものの、2013年8月には、二人で中國(guó)四川省に行って描くようになった。
唐さんによると、「子供たちに、イラストや擬人化されたパンダではなく、中國(guó)の大自然の中で生活しているジャイアントパンダを見(jiàn)てもらいたかった?!荷违靴螗馈护馊毡兢纬霭嫔绀酩幛浦腥蘸献鹘}物語(yǔ)の著作権を購(gòu)入して発売された本」だ。
木下さんは取材に対して、「四川省に行った時(shí)の事はとても印象深く、パンダやパンダの生態(tài)環(huán)境などをよく知ることができただけでなく、中國(guó)についても深く知ることができた」と話した。
「13年の四川地震が起きて間もない時(shí)だった。途中でパンダが成長(zhǎng)する自然環(huán)境をまず見(jiàn)ることができた。以前、動(dòng)物園で食べては寢る赤ちゃんというのがパンダのイメージだった。でも、現(xiàn)地に行って、高い山々がそびえる生態(tài)環(huán)境を目にし、保護(hù)センターの職員からパンダの話を聞き、自然に近い環(huán)境で暮らしている保護(hù)センターのパンダを観察し、パンダがいかに氷河期から今まで生き延びてきたかが少しずつ分かるようになった」。
「例えば、赤ちゃんを2頭産んだら、(メスパンダは)必ず1頭を見(jiàn)捨てなければならず、殘った1頭も成長(zhǎng)したら、獨(dú)立させる」。
【『森のパンダ』を通して一人でも多くの人に中國(guó)を理解してもらいたい】
鉛筆で描かれた絵と赤い文で構(gòu)成される絵物語(yǔ)の「森のパンダ」を開(kāi)いてみると、細(xì)かいところまで綿密に描かれたパンダの絵が目に飛び込んでくる。そして、野生のパンダが赤ちゃんを産み、育て、赤ちゃんが成長(zhǎng)し、獨(dú)り立ちしていく物語(yǔ)のほか、パンダと現(xiàn)地の人々が仲良く共存する様子が描かれている。特に、地震でパンダが負(fù)傷し、現(xiàn)地の人に助けられるシーンはとても感動(dòng)する。
「四川の旅で、僕のパンダに対する見(jiàn)方が変わっただけでなく、中國(guó)に対する理解も深まった。パンダが生活する広大な土地と國(guó)を目にして、地理的な意味で大きいというだけではないと感じた。當(dāng)時(shí)、四川地震が起きて數(shù)カ月経ったばかりで、地震後、パンダを救出し、治療し、保護(hù)する様子を記録した寫真展を見(jiàn)に行った。緊迫した救援活動(dòng)中に、そびえる高い山に架けられた吊り橋の木の板が落ちてしまっていたため、現(xiàn)地の人々は體を張って『人の橋』を作り、救助隊(duì)が通行できるようにした。このエピソードには感動(dòng)させられ、中國(guó)人は本當(dāng)に精神的に強(qiáng)いと感じた」と木下さん。
「だから、地震で負(fù)傷したパンダを助け出し、かごに入れて背負(fù)い、山を下りて保護(hù)センターまで行く高齢者の女性のエピソードをこの本のクライマックスにしている」。
木下さんが四川の旅をした後に描いたパンダの絵は、ここ數(shù)年、東京や京都、新潟などで展示された?!敢?jiàn)に來(lái)てくれた人の多くが、『中國(guó)に行ってパンダを見(jiàn)てみたい』と言っていた」という。
「現(xiàn)在、『森のパンダ』は中國(guó)語(yǔ)版、日本語(yǔ)版、英語(yǔ)版があり、一人でも多くの人に、この本を通してパンダや中國(guó)について知ってもらいたい」と木下さんは語(yǔ)った。(提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?編集KN)
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