2017年6月19日、騰訊新聞は「米國(guó)に進(jìn)出した中國(guó)企業(yè)は、なぜ訴訟や罰金などのトラブルに遭遇し、なじめないのか」とする記事を掲載した。

中國(guó)福建省福州市のガラスメーカー「福耀玻璃」は昨年前半から、労使対立などのトラブルに悩まされ続けている。同社の米國(guó)工場(chǎng)は従業(yè)員約2000人。最近3つの訴訟を起こされた。

まずは米國(guó)人の元経営幹部による「中國(guó)系のトップに差別を受けて解雇された」との訴え。さらに、従業(yè)員による「殘業(yè)手當(dāng)が支払われていない」との訴え。さらに、すでに解雇された従業(yè)員が「出勤狀況を理由に辭めさせられたが、本當(dāng)は組合活動(dòng)にかかわったからだ」と主張。いずれも會(huì)社側(cè)と爭(zhēng)っている。

米國(guó)に進(jìn)出した企業(yè)は、経営風(fēng)土や文化の違いに戸惑うことが多い。米當(dāng)局が「工場(chǎng)內(nèi)での従業(yè)員の安全管理に不備がある」として罰金を課すケースもあった。ある工場(chǎng)では「従業(yè)員がつけるマスクの交換回?cái)?shù)が少なすぎる」として罰金の支払いを命じられた。

また、米國(guó)では労働組合の力が中國(guó)に比べて強(qiáng)い。経営サイドと対立すればすぐにストライキやデモに発展。労使の集団交渉ともなれば工場(chǎng)の操業(yè)がストップし、生産ラインに影響が出る。

賃金や安全管理でもめるのも、組合と対立するのも、すべて「人」の問(wèn)題だ。企業(yè)文化の違い、ひいては文化の衝突により、中國(guó)企業(yè)は米國(guó)になじめずにいるのだ。（翻訳?編集/大宮）