2017年6月19日、中國(guó)映畫界のヒットメーカーのフォン?シャオガン（馮小剛）監(jiān)督が、「ごみのような映畫が多いのは、ごみのような観客がいるからだ」と、昨今の中國(guó)映畫界について語っている。聯(lián)合報(bào)が伝えた。

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開催中の第20回上海國(guó)際映畫祭で19日、中國(guó)映畫界の現(xiàn)狀と未來の発展をテーマにフォーラムが行われ、フォン?シャオガン監(jiān)督が出席した。ヒットメーカーとして國(guó)內(nèi)外で有名なフォン監(jiān)督は、北海道観光ブームを呼んだ「狙った戀の落とし方。」や「唐山大地震」など數(shù)々の名作を生んでいる。

辛口発言で知られるが、この日のフォーラムでは、純粋に映畫を愛する心が揺り動(dòng)かされたせいか、普段にも増して刺激的な発言を連発。昨今の中國(guó)映畫界について、「ごみのような映畫が多いのは、ごみのような観客がいるからだ」と不満をぶちまけた。

中國(guó)ではここ數(shù)年、「小鮮肉（ハンサムな若い男性を指す言葉）」ブームが起こり、數(shù)々の若手イケメン俳優(yōu)たちが銀幕デビューし、映畫をヒットさせている。フォン監(jiān)督にはこの現(xiàn)狀も面白くないようで、「小鮮肉たちは女っぽく、まるでオカマ。マネジメントを誤っているせいで、せっかくの逸材さえ造花のようになっている」とコメントしている。

現(xiàn)在の中國(guó)映畫界は、興行収入が米國(guó)を抜き去り世界トップに立つことを目標(biāo)にし、國(guó)民の期待も高まっている。しかしフォン監(jiān)督によると、年間の興収額が600億元（約9820億円）は「あまりに多すぎる」ため、「100億元（約1640億円）規(guī)模に戻るぐらい」がちょうどいいとのこと?！附瘠斡钞嫿绀?、本當(dāng)に映畫を愛する人が締め出され、カネの臭いを嗅ぎつけてやって來る人間が増えるばかり。まるで銀行強(qiáng)盜か何かのようだ」と、嘆きを交えながら語っている。（翻訳?編集/Mathilda）