「男女混浴」は日本獨(dú)自の風(fēng)習(xí)ではない、中國(guó)にもあった―中國(guó)人研究者

Record China    2017年6月20日(火) 23時(shí)40分

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中國(guó)メディアの新浪網(wǎng)が歴史研究者の倪方六氏が著した「古い時(shí)代の中國(guó)にも男女混浴はあった」と主張する文章を掲載した。資料寫真。

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中國(guó)では「日本には男女混浴という風(fēng)習(xí)がある」と話題になることが多い。日本旅行をする人が増えるにつれ、「日本の混浴」が紹介されることも多くなった。そんな中で、中國(guó)メディアの新浪網(wǎng)は19日、歴史研究者の倪方六(ニー?ファンリウ)氏が著した「古い時(shí)代の中國(guó)にも男女混浴はあった」と主張する文章を掲載した。

その他の寫真

中國(guó)では日本の混浴という風(fēng)習(xí)について興味本位の紹介も多いが、日本旅行で混浴を體験して一緒になった人が日本人の男女としみじみと會(huì)話を交わしたなど、「當(dāng)初想定」とは全く異なる人と人のふれあいという楽しみができたと紹介する例も珍しくはない。

さらに中國(guó)メディアが、「混浴溫泉は色情に関係ない」、「日本で実際には混浴は少ない」、「混浴の溫泉でも脫衣所は男女別」といった混浴についての一般的知識(shí)や、「他人をじろじろ見ない。特に女性が湯に入る場(chǎng)合には視線をそらせねばならない」、「カップルで入る場(chǎng)合、いちゃついてはならない」などとマナーを紹介する場(chǎng)合も多い。

中國(guó)人の間で「日本の混浴は、決していかがわしいものではないらしい」との認(rèn)識(shí)が広まりつつある中で、倪氏は「実は中國(guó)にも混浴はあった」と紹介した。

倪氏は、「多くの人が男女混浴は日本人の風(fēng)習(xí)だと思っているが、実際には違う」と説明。ただし中國(guó)に存在した混浴として取り上げたのは溫泉ではなく暑い時(shí)期の川などにおける「水浴」だ。上流階級(jí)が素裸になって水につかって宴會(huì)を行った記録も複數(shù)存在し、民間でも暑さ対策として男女が共に水浴を楽しんでいたと紹介。當(dāng)時(shí)は水質(zhì)汚染もなく、川に藻が大発生することもなかったため、澄んで底が見える水は「本物の天然浴場(chǎng)だった」と論じた。

倪氏はさまざまな史料を紹介しつつ、「上流階級(jí)の男女混浴は淫猥な行為である場(chǎng)合もあったが、民間の場(chǎng)合には全く異なり、極めて純樸な習(xí)慣だった」としている。

しばらく前まで中國(guó)人はほとんどの場(chǎng)合、日本の科學(xué)技術(shù)や経済力は高く評(píng)価しても、伝統(tǒng)文化については「中國(guó)文化の亜流」程度の認(rèn)識(shí)しかなかった。しかし、2000年を過(guò)ぎて日本を旅行する人が増えるにつれ、日本の伝統(tǒng)文化に対する関心や評(píng)価が高まった。日本の社會(huì)が高度に発展した背景には、日本の伝統(tǒng)文化があるとの考えが強(qiáng)まったと解釈できる。

その後は、「日本獨(dú)自の文化と同様の文化が中國(guó)にもある」あるいは「あった」と主張するケースが増えた。ただし、「起源はわが國(guó)にある」と強(qiáng)調(diào)して自畫自賛する論調(diào)が目立つわけではなく、「わが國(guó)にもあった」と指摘するにとどめるか、社會(huì)の進(jìn)歩に貢獻(xiàn)する伝統(tǒng)である場(chǎng)合には「わが國(guó)もあったのだから、わが國(guó)の社會(huì)も日本のように発展させることができるはず」という主張である場(chǎng)合が多い。(翻訳?編集/如月隼人

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