2017年6月21日、中國河北省秦皇島市北戴河區(qū)は、交通渋滯解消の切り札として開発が進(jìn)められていた車をまたぎ走る巨大バス「Transit Elevated Bus（TEB、巴鉄）」の実験施設(shè)を月內(nèi)に撤去すると明らかにした。米華字メディアの多維新聞が伝えた。

このバスは、道路脇に設(shè)置されたレールの上を走行し、車體はアーチ狀になっているためその下を車が走行できるというもの。米誌タイムの「2010年ベスト発明50」にも選ばれた。昨年7月、北戴河區(qū)に実験施設(shè)が完成し、同年8月から試験運(yùn)転が行われていた。だが技術(shù)的な実現(xiàn)可能性と北京の開発業(yè)者の財(cái)政面での健全性に関する疑問が報(bào)じられ、実験は中斷されていた。

北戴河區(qū)の関係者によると、実験施設(shè)がそのままの狀態(tài)で放置され、交通問題を引き起こしていることなどから今月中の撤去が決まったという。

「巴鉄1號(hào)」試験車両は、長さ22メートル、幅7．8メートル、高さ4．8メートル。車內(nèi)には55席あり、乗車定員は約300人。（翻訳?編集/柳川）