2017年6月22日、環(huán)球時(shí)報(bào)は「北朝鮮問題によって米中関係の落とし穴を掘ろうとしている者がいる」とする社説を掲載した。

米トランプ大統(tǒng)領(lǐng)は21日未明にツイッターで「私は習(xí)近平（シー?ジンピン）國(guó)家主席と中國(guó)による北朝鮮問題での努力にとても感謝しているが、まだうまくいっていないようだ。少なくとも中國(guó)が取り組んでくれていることを知ってはいるが」とツイートした。

社説はこのツイートについて「トランプ大統(tǒng)領(lǐng)の対中認(rèn)識(shí)の視野は大統(tǒng)領(lǐng)選で勝利した時(shí)よりも広がったことは間違いない。中國(guó)が北朝鮮に一定の影響力を持ちながらも、核問題解決において萬能ではないことも理解したはずだ」とした。

そのうえで「中國(guó)の努力が足りない」というクレームは、総じて朝鮮半島の核問題における米國(guó)の責(zé)任逃れであると指摘?！赋r半島の衝突は北朝鮮と米韓同盟によるものであり、中國(guó)はとっくに半島から手を引いている。米國(guó)政府が一種の戦略としてこのような発言をしたというのなら理解できる。しかしこれほど多くの米國(guó)や西側(cè)メディアが一緒になって『本當(dāng)のことだ』とはやし立てるのはやり過ぎだ」と論じている。

社説は、「トランプ大統(tǒng)領(lǐng)の対中政策はフレキシブルかつ現(xiàn)実的な方向に進(jìn)んでいるが、米國(guó)內(nèi)にはこれを良しとしない者がいる」と主張。「これらの勢(shì)力は何かとチャンスを見つけては米中の摩擦を喧伝し、トランプ政権を?qū)澲袕?qiáng)硬の方向へとけしかけようとしている」としている。

そして「北朝鮮による核ミサイルの動(dòng)きに中國(guó)が責(zé)任を持つべきだと宣揚(yáng)するのは、米中関係を落とし穴にはめるためのもの。トランプ大統(tǒng)領(lǐng)とそのチームが落とし穴にはまらない十分な知恵と能力を持っていることを願(yuàn)う」と結(jié)んでいる。（翻訳?編集/川尻）