2017年6月23日、環(huán)球時報（電子版）によると、韓國大統(tǒng)領府（青瓦臺）の報道官は22日、大統(tǒng)領府前の道路を26日、24時間全面開放すると発表した。同道路が開放されるのは、1968年に起きた北朝鮮特殊部隊による襲撃未遂「金新朝事件」以來49年ぶり。

韓國大統(tǒng)領府の報道官は記者會見で、解放は「市民のため」と説明。「今回の措置を通し、人々が（観光名所の）景福宮の夜景などを歩いて楽しむことができる。この道路がソウルの代表的な散歩道になるよう期待したい」と語った。韓國大統(tǒng)領府前の道路は現(xiàn)在、午前5時30分から午後8時まで解放されている。93年2月、金泳三（キム?ヨンサム）大統(tǒng)領（當時）政権時にスタートした措置。

韓國大統(tǒng)領府前は襲撃未遂事件以降、夜間は閉鎖されていた。1968年1月21日、北朝鮮の特殊部隊員31人が樸正煕（パク?チョンヒ）大統(tǒng)領の暗殺を企て、大統(tǒng)領官邸でもある青瓦臺に潛入。韓國軍、警察などと銃撃戦となり、韓國側が60人以上、北朝鮮側は30人近くが死亡した。北朝鮮側でただ一人生き殘り、逮捕された金新朝（キム?シンジョ）の名から「金新朝事件」とも呼ばれている。（翻訳?編集/大宮）