2019年4月24日、日本の華字紙?中文導(dǎo)報(bào)は、日本のホテルで客室係として働く中國(guó)人が寄稿したコラムを掲載した。以下はその概要。

メーデー（労働節(jié)）を控え、桜の花盛りの春、全世界の観光客が日本に押し寄せているが、アジアから來(lái)たお客様が宿泊した後の客室は、日本人のお客様と比較すると使い方が汚い。

韓國(guó)人のお客様の客室は、まるで戦爭(zhēng)の後のような殘酷さで、スナック菓子の“死體”が転がっていた。ごみはごみ箱に捨てず、床やじゅうたんの上に食べ散らかし、バスルームならタイルの上に捨ててあった。

香港人のお客様の客室は、香水と食べ物のにおいが混ざった悪臭が窓を開(kāi)けても消えず、バスルームには使用済みのティッシュが散らかっていた。無(wú)くなったスリッパの片方は、シーツの中で見(jiàn)つかり、食べ殘したカップラーメンやご飯にはふたもせず、使い捨ての食器ごと機(jī)の上に放置されていた。

日本人のお客様はごみ処理の點(diǎn)でマナーが良い。まとめてごみ箱に捨てるし、入りきらなければごみ袋を用意してまとめておいてくれる。後で客室係が掃除をする時(shí)、そのまま袋を持って行けばいいので、スタッフの負(fù)擔(dān)も減る。

また日本語(yǔ)では、客室係のスタッフを「客室メーク係」と呼ぶ。まるで女性に化粧をするように、客室を清潔で整頓された空間へと生まれ変わらせるからだ。そのためには業(yè)務(wù)用の大型扇風(fēng)機(jī)を三日三晩まわして無(wú)味無(wú)臭になるよう換気したり、掃除器でピーナッツの食べかすも殘らないよう、隅々まで細(xì)心の注意を払って掃除している。においも食べかすも、お客様にとってはアレルギー源かもしれないからだ。次に入室したお客様がピーナッツアレルギーを持っていたら、命に関わることにもなりかねない。

清掃以外にも、客室メーク係は現(xiàn)場(chǎng)で臨機(jī)応変にお客様に対応しなければならない。例えば、病気のお客様や違法行為や犯罪に手を染めているお客様、酒に酔って暴れるお客様や神経質(zhì)なお客様など、見(jiàn)つけたら最?lèi)櫎薁顩rになる前にフロントに連絡(luò)しなければならない?！袱长问耸陇蜷L(zhǎng)くやっていると、中國(guó)アニメの『Black Cat Detective（黒貓警長(zhǎng)）』みたいに、善人と悪人を一目で見(jiàn)抜けるようになりますね」と、私は先輩と笑って話している。（翻訳?編集/原邦之）