2008年4月23日、第61回カンヌ國(guó)際映畫(huà)祭（5月14―25日）のノミネート作品が発表され、ジャ?ジャンクー（賈樟柯）の最新作「24都市」（原題「24城」）が中國(guó)語(yǔ)作品として未完のまま唯一主要部門にノミネートされたことが分かった。24日、新聞晨報(bào)が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

今回のノミネート発表は、中國(guó)語(yǔ)作品に優(yōu)秀なものが多いことから、予定より1週間ほど遅れたという。「まだ撮影中で、ノミネートはネットで知ったばかり。ちょっと意外だね」というジャンクー監(jiān)督だが、「作品は質(zhì)を落とさず、映畫(huà)祭開(kāi)催までには完成させる」と意気込み語(yǔ)った。

「24都市」は中國(guó)國(guó)営工場(chǎng)の3代にわたる“ミス?ファクトリー”を中心に、彼女たちの生き方や感情の変化を通じて、中國(guó)の都市化やその発展、生活環(huán)境の変化が人々に與えた影響と現(xiàn)実を描いた作品。

カンヌ映畫(huà)祭で中國(guó)映畫(huà)は、チェン?カイコー（陳凱歌）監(jiān)督の「さらば、わが愛(ài)/覇王別姫」(1993年製作)以來(lái)、最高賞のパルムドールの受賞を逃している。ジャ監(jiān)督は同賞受賞の可能性については慎重だが、「24都市」の3人の主演女優(yōu)であるリュイ?リーピン（呂麗萍)、ジョアン?チェン（陳沖）、チャオ?タオ（趙濤）の受賞には期待していると話す。

このほか、主要部門以外ではリウ?フェンドウ（劉奮闘）監(jiān)督の新作「一半是海水、一半是火焔（半分は海水、もう半分は火炎）」などがノミネート。臺(tái)灣の巨匠ホウ?シャオシェン（侯孝賢）監(jiān)督は、今年は世界映畫(huà)基金から審査委員主席として招かれており、また歐州向けに再編集したウォン?カーウァイ（王家衛(wèi)）監(jiān)督の「楽園の瑕:東邪西毒」（原題「東邪西毒」）もカンヌで初上映される。（翻訳?編集/汪葉月）