韓國の自治體が作った「大き過ぎてご飯が炊けない鉄釜」、ついに活用法決定=韓國ネット「失敗作にまた稅金を…」

Record China    2017年6月28日(水) 7時50分

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26日、韓國?聯(lián)合ニュースによると、韓國の地方自治體が地域活性化などを目し製作したものの、その大きさも災(zāi)いし「がらくた」同然となってしまっていた超巨大釜の活用法が決まった。資料寫真。

2017年6月26日、韓國?聯(lián)合ニュースによると、韓國の地方自治體が地域活性化などを目し製作したものの、その大きさも災(zāi)いし「がらくた」同然となってしまっていた超巨大釜の活用法が決まった。

忠清北道(チュンチョンブクド)槐山(ケサン)郡はこのほど、公式サイトで行っていた「大釜活用法アンケート」の結(jié)果を受け、この大釜を観光宣伝用として保存?展示することを決めた。アンケートには郡民102人が回答、半數(shù)を超える56人が「原形のまま保存し宣伝に活用すべき」との意見を寄せたという。

大釜は現(xiàn)在、郡內(nèi)のトウガラシ流通センター広場に置かれているが、郡は活用に向け、今後釜の上に韓屋(韓國の伝統(tǒng)家屋)式の屋根を製作、周辺には、製作過程での失敗事例や運(yùn)搬の様子、イベントで釜が使われた様子などを紹介するパネルを設(shè)置する計畫だ??らv係者は、「大釜が失敗の歴史を経て槐山の名物になるよう體系的に管理していく」と話している。

この大釜は2005年、「世界最大の調(diào)理器具」としてのギネス世界記録登録も目指し5億ウォン(約5000萬円)を投じて作られたもの。直徑5.68メートル、高さ2.2メートルに上る大きさで、鉄材43.5トンが使われている。製作時には「數(shù)千人分のご飯が一度に炊ける」との話だったが、出來上がってみると大き過ぎてご飯を炊くことはできず、郡の名産であるトウモロコシの広報イベントでトウモロコシをゆでるのに數(shù)回使われただけで、07年以降はほぼ放置狀態(tài)となっていた。

今回の活用法決定を受け、韓國のネットユーザーからは「ただ大きい物を作れば地域の宣伝になると思ったの?」「いくら大きくといっても、ほどほどにしなきゃ」「自治體は何もしないのが正解」と、當(dāng)初計畫の甘さに改めて批判の聲が寄せられている。

また、「郡民の意見をたった102人から聞いたの?」「アンケートに答えたのは郡の職員だけでしょ。片付けようにも自分たちが大変になるから」と、アンケートに疑念を訴える聲も。

さらに、決定した活用法については「失敗作の大釜にまた稅金を使うとは…」と否定的な聲のほか、「これを企畫して稅金を無駄遣いした郡長の名前も刻んで歴史に殘して」「展示行政の代表例という名前で展示するにはぴったりだな」との指摘もあった。(翻訳?編集/吉金

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