2017年6月28日、中國のポータルサイト?今日頭條は、経営破綻した自動車用安全部品メーカーのタカタに対し、中國企業(yè)傘下のメーカーが買収に名乗りをあげた背景について解説する記事を掲載した。

記事は、26日に世界最大級の自動車安全部品メーカーだったタカタが米國と日本でそれぞれ破産申請を行い、その大部分の事業(yè)が中國の寧波均勝電子によって買収されることが明らかになったと紹介。「これほどの重大な買収は、中國ひいては世界の自動車産業(yè)を激震させるとともに、製造業(yè)や自動車業(yè)界全體に大きな影響を生み出した」としている。

その上で「日本の自動車部品業(yè)界は多くの部品で獨占的地位にあり、この10年で発展のピークを迎えた?，F(xiàn)在もこの狀況に大きな変化はないが、中國の部品企業(yè)も黙って見ていたわけではない。その例が均勝電子であり、同社はすでにここ數(shù)年でドイツや米國の部品企業(yè)の買収を4回実施し、営業(yè)収入は5年で數(shù)十倍に膨らんでいる。均勝が狙っていたのはタカタの技術(shù)特許、體系、製造能力、供給ルート。これらが得られれば、均勝は世界的なハイテク部品サプライヤーになるチャンスがある」と論じた。

記事によると、均勝による買収劇は、中國の成熟した自動車サプライチェーンにおいて、中國企業(yè)が最高のチャンスを迎えたことを示すものだという?！钢袊巫詣榆嚖澜绀顺訾毪摔悉蓼?、特に核となる部品が世界に出るべきだ。最も手っ取り早いのは買収するか、協(xié)力関係を結(jié)ぶかだが、どんな方法であれ、われわれは勵ましサポートすべきなのである」とした。（翻訳?編集/川尻）