日韓交流の歴史を知る重要な資料!韓國の博物館で日本が送った金屏風(fēng)が見つかる=「日本の屏風(fēng)が韓國にも?」「管理もできず…」―韓國ネット

Record China    2017年6月29日(木) 10時40分

拡大

28日、韓國メディアによると、朝鮮王室が日本に送った朝鮮通信使が18世紀に江戸幕府から受け取った「金屏風(fēng)」3點が、國立中央博物館の収蔵庫で発見された。この報道に、韓國のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。寫真は韓國國立中央博物館。

2017年6月28日、韓國?SBSによると、朝鮮王室が日本に送った朝鮮通信使が18世紀に江戸幕府から受け取った「金屏風(fēng)(びょうぶ)」3點が、韓國にある國立中央博物館の収蔵庫で発見された。

國立中央博物館は「博物館にあった日本の屏風(fēng)3點と江戸幕府が朝鮮國王に贈呈した金屏風(fēng)の記録を?qū)澅趣?、その特徴が一致することを確認した」とし、「日本は周辺國との外交で金屏風(fēng)を積極的に活用したが、朝鮮通信使が受け取った絵図の中で最も優(yōu)れたものが、幕府の將軍が朝鮮に送る金屏風(fēng)だった」と説明した。

江戸幕府は文祿の役以後、1607年から1811年まで12回にわたり、日本を訪れた朝鮮通信使に200點の金屏風(fēng)を贈呈したと推定されているが、これまでに所在が把握できている作品は國立故宮(コグン)博物館にある「芙蓉雁図屏風(fēng)」1対と「牡丹図屏風(fēng)」1點の3點だけだった。これに新たに3點が加わり、計6點となった。

今回発見された金屏風(fēng)は1764年の第11回使節(jié)が受け取った「忠信吉野軍図屏風(fēng)」と「春日祭図屏風(fēng)」、1711年の第8回使節(jié)が受け取った「鎮(zhèn)西八郎(源為朝)図屏風(fēng)」だ。

國立中央博物館は「金屏風(fēng)は保存狀態(tài)が良くないが、韓日絵畫交流史を研究するのに役立つ重要な資料」と評価している。

この報道を受け、韓國のネットユーザーからは「こんな貴重なものが今まで博物館の倉庫に眠っていたことも分からなかったというのが不思議」「収蔵庫をもっと徹底的に調(diào)査しろ。他にも何かあるかも」「管理もできずに収蔵庫にただ寢かしてある遺物がものすごい數(shù)ありそう」「博物館の倉庫ってそんなに広いのか」「これはもう発掘だな」など博物館の収蔵品の管理體制に対する批判の聲が多く寄せられた。

また、「江戸時代の日本で描かれた屏風(fēng)が韓國にも殘っていたなんて驚きだ」など、日本から韓國に渡った美術(shù)品が長い時間を経て発見されたことに感慨を覚えたユーザーの聲もみられた。

そのほか「『夢遊桃源図』(天理大學(xué)が所蔵する日本の國寶。朝鮮王朝時代初期の山水畫家?安堅の作品)を返してくれ」とするコメントもあった。(翻訳?編集/三田)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業(yè)務(wù)提攜

Record Chinaへの業(yè)務(wù)提攜に関するお問い合わせはこちら

業(yè)務(wù)提攜