2017年6月28日、環(huán)球網(wǎng)は「日本の記者が『一帯一路』を稱賛」と題し、中國(guó)北京で開(kāi)かれたフォーラムに出席した共同通信社の記者の発言を紹介した。

記事によると、「アジアの安全に対するメディアの役割」をテーマとする會(huì)場(chǎng)で、同氏は中國(guó)が提唱する経済圏構(gòu)想「一帯一路」を取り上げた。先月北京で「一帯一路」の國(guó)際協(xié)力サミットフォーラムが開(kāi)かれたことに觸れ、「中國(guó)と歐州を結(jié)ぶ大陸ルート、つまり『一帯』により関心が持たれているようだ。中國(guó)と歐州の間にある中央アジア諸國(guó)にどのような影響がもたらされるかに特に関心が集まっている」と指摘。その上で今月9日にカザフスタンの首都アスタナで開(kāi)催された上海協(xié)力機(jī)構(gòu)（SCO）の首脳會(huì)議に言及し、カザフスタンと中國(guó)の國(guó)境地區(qū)に記者を派遣して「一帯」に関する報(bào)道を行ったことを紹介した。

同氏は中國(guó)との國(guó)境に近い場(chǎng)所に巨大なコンテナ輸送基地があると説明し、「もともと沙漠だった場(chǎng)所に現(xiàn)在では都市ができ、2035年までに人口10萬(wàn)人に達(dá)すると予測(cè)されている。つまり、『一帯』の概念を通して沙漠に囲まれていた土地が経済発展の巨大なチャンスを迎えたということ。人々が以前は想像できなかったことだ」と指摘。カザフスタンで過(guò)去に起きたテロ事件や直面する貧困問(wèn)題を取り上げて「経済がさらに発展して人々の生活水準(zhǔn)が上がればテロリズムのリスクを一定レベル緩和することができるのではないか」とし、「巨大コンテナ基地の出現(xiàn)がもともと経済発展に不利な沙漠地帯に経済的利益をもたらしただけでなく、安全面でも大きな成果を挙げた」と評(píng)価した。同氏は「一帯」が中央アジアにもたらす影響について人々が関心を示すのは通商分野にとどまらないとも指摘し、新たな産業(yè)モデルの育成や持続可能な経済発展に觸れている。（翻訳?編集/野谷）