Record China 2017年6月30日(金) 21時10分
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中國が獨自に開発したとする最新版の高速鉄道車両「復(fù)興號」が北京−上海間で正式運行を始めた。中國國営メディアは「高速鉄道の始まりは日本」としながらも、「後発者がリードするモデルケース」と誇示している。寫真は「復(fù)興號」。
中國が獨自に開発したとする最新版の高速鉄道車両「復(fù)興號」が26日、北京?上海間で正式運行を始めた。最高時速400キロで、両市を6時間弱で結(jié)ぶ。中國國営メディアは「高速鉄道の始まりは日本」としながらも、「後発者がリードするモデルケースとなった」と誇示している。
「復(fù)興號」は新しい低抵抗流線型の先頭と滑らかな車體デザインが目立つ。従來の高速鉄道車両は胡錦濤?前國家主席のスローガンに基づいて「和諧(調(diào)和)號」と名付けられていたが、今回は習(xí)近平主席が掲げるスローガン「中華民族の偉大な復(fù)興」にちなんで命名された。
中國メディアによると、「高速鉄道は速くて攜帯電話の電波が屆かない」といった不満に対処するため、車両內(nèi)にはWiFiネットワークを完備。安全面では2500個の観測點があり、ベアリングの溫度、冷卻システムの溫度、ブレーキシステムの狀態(tài)や客室の環(huán)境を全方位で監(jiān)視し、異常があれば自動で警報を鳴らし、減速や停車などの措置を取る。車両先端と接続部には特別な裝置が増設(shè)され、低速運行中に衝突が起きた場合に車両の防護(hù)能力を高めることができるという。
省エネにも優(yōu)れ、パンダグラフと空調(diào)システムを屋根下にある通気システムの中に収めたため、車両の空気抵抗が低下。既存の車両に比べ、時速350キロで走行している時の100キロごとの乗客1人當(dāng)たり平均エネルギー消費量が約17%減少した
中國の高速鉄道は川崎重工業(yè)など主に外國の技術(shù)を取り入れながら開発を推進(jìn)してきた。「復(fù)興號」は中國が完全な知的財産権を持つとされ、これに関連して國営新華社通信は「世界で高速鉄道が最強(qiáng)なのはどこなのか?」との記事を掲載。日本、歐州と中國を取り上げた。
記事は1964年10月1日に東京?新大阪間で運転が始まった新幹線について、技術(shù)的な特徴として動力分散方式の採用を挙げ、「加速、減速時や勾配が強(qiáng)い場所でもより安定した運行ができ、騒音や振動を抑えて乗り心地の良さを高めた」と解説。新幹線建設(shè)が日本の土木建築、原材料、機(jī)械製造など関連産業(yè)に與えた影響にも言及した。
歐州に関しては新幹線の成功に強(qiáng)い衝撃を受け、1981年9月に仏TGVが開業(yè)したと説明。「2014年までに線路総延長は2037キロに達(dá)し、これまでに運行時速の最高記録を數(shù)度塗り替えた」と紹介した。
その上で「高速鉄道は中國で変化」と指摘?!钢袊咚兮煹坤先毡尽W州に後れを取ったが、1萬9000キロという世界最長の営業(yè)距離を誇る。他にも複數(shù)の“世界一”を持ち、後発者がリードするモデルケースとなった」とし、さらに「中國は導(dǎo)入した技術(shù)をベースに獨自開発の高速鉄道技術(shù)體系を構(gòu)築」とも強(qiáng)調(diào)している。(編集/日向)
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