2008年4月25日付「人民網(wǎng)」によると、現(xiàn)在、中國東方航空（MU）のパイロット78人が辭職願(yuàn)を提出、ストライキを決行しているという。3月31日から4月1日の間には同航空雲(yún)南支社の航空便が目的地を前に出発空港に引き返すという「Uターンスト事件」が起きたばかり。東方航空パイロットの辭職問題に中國市民の注目が集まっている。

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パイロットの辭職をめぐる騒動(dòng)は突然起きたわけではない。04年初めから辭職希望者希が増え始め、民間航空會(huì)社の誕生とともに05年にはその流れはさらに加速した。今回の騒動(dòng)を「今までで一番ひどい騒ぎだ」と語る同航空上海支店の古參パイロットによれば、ハンストや座り込み、頭を丸坊主にするといった行動(dòng)が展開されているという。

しかし、彼らが辭職を望む理由は、単に賃金だけではない。明るい將來を求めても、東方航空のパイロット2500人の中で昇進(jìn)できるのはごくわずかだからだ。そんな中、民間の航空會(huì)社が誕生したことで管理職に進(jìn)める機(jī)會(huì)が拡大した。

05年5月、民用航空総局など5部門?委員會(huì)は、パイロットの移籍を制限する規(guī)定を発表。この規(guī)定は、「在籍する航空會(huì)社の同意がなければ、パイロットの移籍は認(rèn)めない」としており、中途退社は70萬元（約980萬円）から210萬元（約2940萬円）の賠償金を支払うものと定めている。（翻訳?編集/下妻）