スペインでアリペイ決済利用地域が拡大　中國人観光客の消費活動が便利に

スペインBBVA銀行とEコマース中國最大手のアリババはこのほど、提攜を結(jié)ぶ合意に達し、アリペイ決済サービスをスペイン國內(nèi)の多くの地域に拡大することとなった。これにより、中國人観光客がスペイン旅行中の消費活動が便利なものとなる?，F(xiàn)地メディアの報道を引用して中國新聞網(wǎng)が伝えた。

今年、アジア地域から少なくとも50萬人の観光客がスペインを訪れ、消費額は10億ユーロ（約1280億円）に上ると見込まれている。中國人のモバイル決済は今や完全に定著している。スペイン側(cè)はこのような現(xiàn)狀を鑑み、アリペイ決済サービスの全面的導(dǎo)入を計り、BBVAは他社に先駆けてアリババとの間に提攜合意を成立させた。

同行の擔(dān)當(dāng)者は、次の通りコメントした。

「中國では、スマホによる決済がすでに大々的に普及している。中國人は外出時に財布を持つ必要がなくなり、スマホさえあれば、外出先であらゆる消費行為が実現(xiàn)できる。このような狀況から、スペインもモバイル決済業(yè)務(wù)を急速に普及させる方針だ。これにより、中國人観光客のショッピング消費が便利になるだけではなく、スペイン現(xiàn)地の人々にも、このような新型の消費スタイルを試す機會が與えられる」。

BBVA銀行は現(xiàn)在、各大型商業(yè)施設(shè)と、アリペイ決済に関する業(yè)務(wù)提攜について話し合いを進めている。

アリペイは今年5月、スペインのほかに米國の某決済企業(yè)と合意に達し、全米でのモバイル決済の実現(xiàn)に向けタイアップすることとなった。また、アリペイは昨年、獨ミュンヘン空港、成田國際空港、関西國際空港など世界十大空港と提攜することを発表した。これら10カ所の海外空港は、次々とアリペイ決済サービスを始動し、初めて中國人観光客に対してモバイル決済サービスを提供することとなった。（編集KM）