むらさわりこ 2017年7月7日(金) 21時(shí)0分
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日本の女性のファッションには「ナチュラル系」「カジュアル系」「ガーリッシュ系」などさまざまな系統(tǒng)がある。今回は女性のファッションに対する日本と中國の違いについて書いていきたい。資料寫真。
日本の女性のファッションには「ナチュラル系」「カジュアル系」「ガーリッシュ系」などさまざまな系統(tǒng)がある。今回は女性のファッションにおける日本と中國の違いについて書いていきたい。
日本の女性は私から見てもお灑落だ。清潔感があってファッションもバラエティに富んでいる。街にはファッション誌やファッショングッズが溢れ、女子トイレでの化粧直しもしっかりこなす日本人女性を私はたくさん見てきた。
中國の女性もお灑落な人は多いと思う。しかし、一點(diǎn)日本と異なるのは「中國ではすっぴんに対する好感度が日本より高い」ということだ。中國人夫も化粧が濃い人(私からするとそんなに濃くはない)に対しては日本人でも中國人でも「化粧すごい…」と若干引いている。女性の化粧がある程度の常識(shí)やマナーとされている日本に対して、中國ではまだまだすっぴんの許容範(fàn)囲が広いのである。
私は夫と出會(huì)った頃、ある程度メークをしっかりしていた。ファンデーションを塗り込んでマスカラも重ね塗りし、準(zhǔn)備萬端で夫との時(shí)間に臨んでいた。それが結(jié)婚から數(shù)年が経ち、私も夫と過ごす時(shí)間のすっぴんが常態(tài)化した訳だが、夫は全く殘念がっていない。日本では「妻が結(jié)婚してからお灑落せず化粧気がなくなった」というのは「女性として手を抜くようになった」というマイナスイメージだが、夫いわく「別に化粧をしてもしなくてもどちらでも良いが、化粧をしないからといってマイナスにはならない。どちらかと言うとすっぴんの方が個(gè)人的にはプラスイメージ」とのことである。
また、私が気づいた面白い文化の違いがある。日本人女性は仲の良い女性は同じ「系統(tǒng)」の服を著ていることが多いが、中國人女性はすごく仲が良いのに服の系統(tǒng)が違うことがよくある。私は日本の文化で育ってきたので、服裝の系統(tǒng)が違う子はなんだか感じ方や考え方が違うのでないか、と感じてしまう日本人女性の気持ちがよく分かる。しかし、中國人女性たちはそんなことお構(gòu)いなしに「カジュアル系」の女の子と「ギャル系」の女の子が腕を組んで楽しそうに歩いている。
日本の女性にとってはやはり「同じものが好き」というのが親しくなるための大きなポイントの1つに思える。服の好みが同じの方が一緒に買い物に行っても楽しい。中國の女性は「同じものが好き」というのを日本の女性ほど重視しないと思う。あまり詳しく聞いたことはないのだが、服の系統(tǒng)が違う友達(dá)とショッピングに行く時(shí)は別行動(dòng)になるのだろうか?気になるところである。
■筆者プロフィール:むらさわりこ
1989年日本生まれ。22歳の時(shí)に2歳年上の福建省出身の中國人男性と結(jié)婚。英語を獨(dú)學(xué)で習(xí)得後、英會(huì)話講師として働く傍ら中國のテレビなどを通し中國語も獨(dú)學(xué)で習(xí)得。趣味は語學(xué)と読書。図書館があまりに好きで毎週通っている。結(jié)婚前はベトナム、ニュージーランド、モンゴル、カナダ、ラオス、フランスなど様々な國を一人で渡り歩く。自分のやりたい事や面白い事に國境や言葉の壁は関係ないと考えている。
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