2017年7月3日、韓國(guó)?京郷新聞によると、韓國(guó)の文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領(lǐng)は同日、國(guó)際オリンピック委員會(huì)（IOC）に対し、來年の平昌冬季五輪に北朝鮮が參加できるよう協(xié)力することを公式に要請(qǐng)した。

文大統(tǒng)領(lǐng)は同日午前、大統(tǒng)領(lǐng)府でIOCのトーマス?バッハ會(huì)長(zhǎng)と面會(huì)し、「北朝鮮の參加はIOCの決定にかかっているということをよく認(rèn)識(shí)している」とした上で、「もし北朝鮮が參加すれば五輪精神を鼓舞するだけでなく、韓國(guó)の地域、世界の平和、そして人類の和合に寄與するだろう」と述べた。文大統(tǒng)領(lǐng)は先月30日に開かれた米韓首脳會(huì)談で、朝鮮半島の平和構(gòu)築における韓國(guó)の主導(dǎo)的な役割と非政治分野での南北対話の推進(jìn)に対する米國(guó)の支持を得た點(diǎn)を念頭に発言したという。

これに対し、バッハ會(huì)長(zhǎng)は「今日の文大統(tǒng)領(lǐng)との面會(huì)は1998年の金大中（キム?デジュン）大統(tǒng)領(lǐng)との面會(huì)を連想させる」とし、「當(dāng)時(shí)は北朝鮮のシドニー五輪への參加問題を議論したが、金大統(tǒng)領(lǐng)は北朝鮮が同意するなら私は何にでも同意すると述べた。私はその言葉で北朝鮮を説得し、北朝鮮はシドニー五輪への參加と南北選手団の同時(shí)入場(chǎng)にも同意した」と説明した。その上で「文大統(tǒng)領(lǐng)の南北和合と朝鮮半島の平和政策を積極的に支持する。これは五輪精神に合致するものだ」との考えを明らかにしたという。

文大統(tǒng)領(lǐng)はその後、參謀らも交えて行われた會(huì)談で「IOCが北朝鮮の參加のドアを開けると約束したので、韓國(guó)の組織委員會(huì)と江原道も北朝鮮參加のために積極的に努力してほしい。私も中國(guó)の習(xí)近平（シー?ジンピン）國(guó)家主席と會(huì)ったら、北朝鮮の參加に向けた協(xié)力を求める」と述べた。

この報(bào)道に対する韓國(guó)ネットユーザーの意見は賛成?反対の真っ二つに割れている。

賛成側(cè)のコメントには「かっこいい！」「北朝鮮と共に生きていこう」「朝鮮半島で戦爭(zhēng)が起きてはならない」「稅金の無駄遣いと言われている平昌五輪を少しでも世界に広め、意味あるものにするためには南北和合をアピールすることが必須。やっぱり文政府はやる時(shí)はやるね」「平和統(tǒng)一は我々の願(yuàn)い。憲法にも明示されている」「非常に進(jìn)歩的な動(dòng)き。反対する人も多いだろうけど、しない理由もないと思う」「政治とスポーツは分けて考えるべき」などがみられた。

一方、反対側(cè)の意見としては「南北合同チームはだめ。韓國(guó)人選手のことを考えてほしい」「従北の文大統(tǒng)領(lǐng)の本性が見え始めた」「全世界が北朝鮮を批判しているのに、文大統(tǒng)領(lǐng)だけが流れに逆行している」「世の中にタダはない。金正恩（キム?ジョンウン）への上納金、北朝鮮選手の滯在費(fèi)や飛行機(jī)代など全て負(fù)擔(dān)することになる」「なぜ北朝鮮に哀願(yuàn)しなければならない？」「ノーベル平和賞を狙っているのか？」などがあった。（翻訳?編集/堂本）