2017年7月3日、韓國?國民日?qǐng)?bào)によると、韓國の人工知能（AI）分野の研究能力が日本や中國などに比べ大きく劣っていることがデータで判明した。

科學(xué)技術(shù)に関する活動(dòng)?経済社會(huì)問題を研究分析し、科學(xué)技術(shù)政策の樹立と科學(xué)技術(shù)の発展を目的に設(shè)立された韓國の國策研究機(jī)関「科學(xué)技術(shù)政策研究院」が発表した報(bào)告書「統(tǒng)計(jì)で見る大學(xué)、公的研究機(jī)関の革新能力」によると、AI分野の研究革新能力を、論文數(shù)を基にして評(píng)価した結(jié)果、韓國は國別ランキングで10位にとどまった。

直近5年間でAI分野の論文を最も多く発表した國は中國（4萬8205編）で、米國（2萬9750編）と日本（1萬3271編）が後に続いた。韓國は6598編だった。論文の質(zhì)的水準(zhǔn)をみることができるインパクトファクター（文獻(xiàn)引用影響率）も、韓國は世界平均（1．0）に屆かず0．88だった。

AI分野での大學(xué)の世界トップ100ランキングには、韓國ではKAIST（舊稱?韓國科學(xué)技術(shù)院）（34位）とソウル大（69位）の2校のみが入っている。1?3位は中國科學(xué)院、ハルピン工業(yè)大、清華大など中國の大學(xué)が獨(dú)占した。

またAI分野の研究人材に関しても韓國は世界の研究機(jī)関に比べ不足しており、昨年基準(zhǔn)で、中國科學(xué)アカデミー（1429人）が最多、2位はハルピン工業(yè)大（879人）、3位清華大（692人）とやはり中國が先行。一方の韓國はKAISTが178人、情報(bào)?通信?エレクトロニクス分野の研究開発を行う韓國最大の政府出捐研究機(jī)関「韓國電子通信研究院（ETRI）」が87人だった。

ソウル大コンピューター工學(xué)部の教授は「業(yè)界でますます需要が増えているが、AI研究者は非常に不足している」とし「大學(xué)の研究室などAIへの投資を増やし、大學(xué)院生のような若い人材が輩出されるようにしなければならない」と述べている。

文在寅（ムン?ジェイン）政権は「第4次産業(yè)革命」分野の発展のため、この8月にAIのほか自動(dòng)走行車、ビッグデータに関連した大統(tǒng)領(lǐng)直屬機(jī)関を発足する計(jì)畫だ。

この報(bào)道を受け、韓國のネットユーザーからは「AIは長期間の研究が必要な分野。短期の成果だけを要求する國內(nèi)の狀況からすると、韓國でAIの研究は難しい」「それでも10位に入っているというのが驚くべきこと」「後をついていくだけでもいい。いつかは追い付けるかも」など、韓國でのAI研究の難しさをうかがわせる意見が寄せられた。

また、「研究能力も、単に人口と比例してるだけだ」「中國と比べても資本の違いはどうしようもない」など、中國との比較に觸れた意見も。

その他に、「あらかじめ將來への備えをしてこなかった國が大韓民國」「別段大騒ぎする必要はない。韓國は一度も世界で1番になったことのない國」「AIどころか公務(wù)員を大量に増やそうとしてる國なのに…」など、自虐的なコメントもあった。（翻訳?編集/三田）