Record China 2017年7月6日(木) 9時40分
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4日、ソウル市役所前の広場に青銅製のスピーカー約200個を積み上げたタワーが登場した。寫真はソウル市役所前。
2017年7月4日、韓國?ニューシスによると、ソウル市中心部、市役所前のソウル広場に、ブロンズ製のスピーカーを積み上げた巨大タワーが登場したが、これがネットユーザーにはすこぶる不評のようだ。
ソウル市は5日午後4時から同広場で除幕式を行い、公共美術(shù)プロジェクト「今日」の一つ目となるキム?スンヨン作家の作品「市民の聲」を公開する。
これは、1970?80年代に使われたスピーカーの形をブロンズ材で制作、スピーカー200個余りを高さ5.2メートルまで積み上げたタワー狀の作品。その獨特なデザインで市民から注目を浴びており、市民6000人の投票により指名公募を通じて選ばれた3作品の中から見事最終作品に選定された。
単に目で見るものではなく市民誰もが參加できることが大きな特徴で、タワー前に設(shè)置されたマイクに聲を録音すると、さまざまなバックミュージックと混ざってタワー內(nèi)にあるスピーカーから再生される仕組みになっているという。聞く人の位置によって音が少し違って聞こえるのももう一つの醍醐味(だいごみ)とのこと。
作品を支えている縦橫各2メートルの展示臺は、歩行に支障を來さないよう歩道と同じ高さに設(shè)置され「公共美術(shù)の主は市民です」という樸元淳(パク?ウォンスン)市長の自筆メッセージも刻まれている。
「市民の聲」は今年いっぱい展示され、來年展示される次期作品の公募は來月中に行われる予定だ。
これに先立ち、5月にはソウル駅前に3萬足の靴のモニュメント「シューズツリー」も誕生して波紋を呼んだこともあってか、ネットユーザーからは「靴を片付けたら今度はスピーカか…」「こういうのはもうやめて、森でも造ってよ」「モニュメントを作るごとにいくら費用がかかったか公開して」「稅金の無駄遣いの現(xiàn)場」など批判の聲が続々と集まっている。
中には「次は補(bǔ)聴器100萬個を積み上げて市民の聲を聞きましょう。車いす1萬臺を積み上げて障害者が幸せに暮らせるソウルを、ベビーカー1萬臺を積み上げてママと子どもが幸せに暮らせるソウルをつくりましょう」と皮肉を込めたコメントもあった。
さらにこうした政策を進(jìn)める樸市長に対しては「來年の市長選を早めちゃ駄目かな?いつも変なことばかりして仕事をしないから」「最近は市民の目を引きそうなものばかりに集中して、重要な工事は後回し。著工した工事も相次いで延期になってるし、情けない」「市民の聲が気になるなら、このコメント欄を見てください」と厳しい聲が上がり、「デザイン?ソウル」計畫を立ち上げ、市民にも評価された呉世勲(オ?セフン)前市長と比較して「呉世勲が正しかった」「彼のおかげでソウルが洗練されて輝くようになった」と懐かしむユーザーもみられた。(翻訳?編集/松村)
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