都議選慘敗、安倍政権に「イエローカード」―中國(guó)メディア

人民網(wǎng)日本語(yǔ)版    2017年7月5日(水) 11時(shí)0分

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日本の東京都議會(huì)議員選挙の結(jié)果が3日未明に明らかになった。與黨自民黨は歴史的慘敗を喫し、過(guò)去最低の議席數(shù)となった。重要選挙での自民黨の敗北は、2012年の安倍晉三首相就任以來(lái)初めてだ。

日本の東京都議會(huì)議員選挙の結(jié)果が3日未明に明らかになった。與黨自民黨は歴史的慘敗を喫し、過(guò)去最低の議席數(shù)となった。重要選挙での自民黨の敗北は、2012年の安倍晉三首相就任以來(lái)初めてだ。新華社が伝えた。

■歴史的慘敗

東京都議選は日本で最も重要な地方選挙だといえる。今回の選挙では小池百合子都知事の創(chuàng)設(shè)した「都民ファーストの會(huì)」が127議席中55議席を獲得し、第1黨となった。

2012年の安倍政権発足以來(lái)、自民黨は衆(zhòng)議院や參議院といった重要選挙で勝利を重ねた。これにより安倍首相の「選挙神話」ができ、政界での「安倍一強(qiáng)」の基礎(chǔ)も固められた。だが長(zhǎng)期政権となるにともない、重要政策、政権運(yùn)営、國(guó)會(huì)対策、人事面での安倍政権の獨(dú)斷専行、縁故採(cǎi)用、民意との乖離傾向が次第に目立ってきた。有権者1000萬(wàn)人以上の都議選が安倍政権に対する信任投票と見(jiàn)なされたのもこのためだ。選挙結(jié)果は、有権者が安倍首相に「イエローカード」を突きつけていることを明らかにした。

■政権に打撃

今回の選挙による打撃は、安倍政権の展望と日本政界に大きな不確定性をもたらした。

第1に、自民黨內(nèi)での安倍首相の地位が揺らぎ始めた。出口調(diào)査で自民黨の敗北が決定的となった2日夜、安倍首相は麻生太郎副総理、菅義偉官房長(zhǎng)官など要人を直ちに集めて水面下で協(xié)議し、黨內(nèi)士気、とりわけ常に首相の座を狙っている麻生氏を落ち著かせようとした。だが、岸田文雄外相、石破茂元幹事長(zhǎng)ら黨內(nèi)の他のライバルは選挙敗因の検証と責(zé)任追及を求める聲を公然と挙げた。2018年9月に行われる自民黨総裁選について、これまで安倍首相は黨內(nèi)に自らに挑戦する勢(shì)力はなく、やすやすと再選されると考えていた。だが今回の慘敗によって、再選に暗雲(yún)が漂い始めた。

第2に、安倍首相の改憲日程にとって大きな打撃となる。安倍首相は本來(lái)、今年秋の臨時(shí)國(guó)會(huì)で憲法改正案を提出し、2020年より前に國(guó)民投票を行う考えだった。だが今回の選挙の反映した民意を見(jiàn)ると、たとえ安倍首相が國(guó)會(huì)の改憲勢(shì)力を集めて改憲案を提出しても、國(guó)民投票で民意に強(qiáng)く阻止されるだろう。

第3に、政権基盤(pán)が不安定になる中、安倍政権は外交?安保?軍事政策で冒険色を濃くすると見(jiàn)られる。安倍首相は就任後、「外交カード」「安保カード」を度々民意を刺激し、支持率を保つ道具としてきた。今回の大敗後、軍事?安保分野で視線をそらし、さらには無(wú)謀な行動(dòng)に出る可能性が排除できない。

第4に、小池新勢(shì)力が今回の圧勝を機(jī)に、政界を再編し、野黨民進(jìn)黨さらには自民黨內(nèi)の反安倍勢(shì)力を取り込み、最終的に小池対安倍の局面を形成する可能性が排除できない。(提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?編集NA)

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