2020年5月29日、新浪新聞の微博（ウェイボー）アカウント?頭條新聞は、中國の李克強(qiáng)（リー?カーチアン）首相が記者會見で、中國の平均収入について語った內(nèi)容を紹介した。

李首相は、「わが國の1人當(dāng)たりの平均年収は3萬元（約45萬円）だが、6億人の月収はたった1000元（約1萬5000円）だ。1000元では中等都市で家を借りることも困難だ。そして新型コロナウイルス後の今は民生が重要だ」と語り、「雇用は最大の民生だ」と指摘した。

これに対し、中國のネットユーザーから「これこそ真実の數(shù)字だ。平均に惑わされるべきではない」「ようやく本當(dāng)のことが聞けた」「その通りだ。民衆(zhòng)の収入はみんな低く、家や車のローンを払うのが難しい」「これはその通り。月収1000元に満たない人も多い」などのコメントが寄せられた。

また、頭條新聞は年収に直近2年の年収に関するアンケートを?qū)g施。日本時間29日午後0時30分現(xiàn)在でおよそ19萬人が回答しており、「約3萬元（約45萬円）」が最も多く7萬8000人、次いで「5萬～10萬元（約75萬～150萬円）」が5萬8000人、「10萬～20萬元（約150萬～300萬円）」が2萬6000人、「20萬～50萬元（約300萬～750萬円）」が1萬6000人、「100萬元（約1500萬円）以上」が1萬5000人となっている。

このアンケート結(jié)果に対し、「なんで3萬元以下の選択肢がないのか」とのコメントが寄せられ、多くのネットユーザーの支持を得ていた。6億人の月収が1000元であることを考えると當(dāng)然のことだろう。また「収入ゼロです」とのコメントも多かった。さらには「極端な貧富の差は政府の職務(wù)怠慢」との指摘もあった。（翻訳?編集/山中）