北朝鮮のミサイル発射、米中の対立が加速する中での「火遊び」―中國専門家

Record China    2017年7月5日(水) 13時50分

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4日、香港メディア?東網は、北朝鮮の大陸間弾道ミサイル発射について中國の専門家が「米中間の対立が深まる中で、北朝鮮が挑発したもの」と分析したことを伝えた。

2017年7月4日、香港メディア?東網は、北朝鮮の大陸間弾道ミサイル発射について中國の専門家が「米中間の対立が深まるなかで、北朝鮮が挑発したもの」と分析したことを伝えた。

北京大學國際関係學院の梁雲祥(リアン?ユンシアン)教授は「中國は北朝鮮の行為を認めていないが、米國への支持も表明してない。北朝鮮はこの機に乗じて再びミサイル発射という挑発を行い、米中両國の対立がさらに深まった」と指摘した。

梁教授は「米國は中國に対し、北朝鮮の核兵器開発を抑止するよう圧力を掛け続けているがいまだ成功していない。米國は徐々に忍耐力を失っており、臺灣への武器売卻といった行為で不満を示している。ただ、北朝鮮は獨立國家であるため中國も非難することしかできない」としている。

さらに「北朝鮮側は、米國による圧力に不満を感じるものの、核実験など過度の挑発行為には出られない狀況だ。そこで、米中が朝鮮半島問題での対立を深める隙にミサイル発射という『火遊び』に出たのだ。今回の行為が軍事行動につながることはないだろう。米國は軍事行使をする意思を持っているが、そのためには中國との問題を解決しなければならないからだ」と分析している。(翻訳?編集/川尻

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