Record China 2017年7月5日(水) 11時20分
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北朝鮮が4日に弾道ミサイル1発を日本海に向け発射したことを受け、中國はロシアとの共同聲明を発表。北朝鮮を非難する一方で、米國の強硬論を批判した。
北朝鮮が4日に弾道ミサイル1発を日本海に向け発射したことを受け、中國はロシアとの共同聲明を発表。北朝鮮を非難する一方で、米國の強硬姿勢を批判した。中國外交部の耿爽(グン?シュアン)報道官も同日の定例記者會見で、米國の強硬姿勢には追隨しない考えを示した。
中國の習近平(シー?ジンピン)國家主席はロシア?モスクワを訪問中で、4日にプーチン大統(tǒng)領(lǐng)と會談した後に、北朝鮮問題についての両國の共同聲明が発表された。
共同聲明は冒頭で、中ロとも北朝鮮に対して4日のミサイル発射を受け入れられないとした上で、國連安保理決議を順守するよう「強烈に促す」とした。
しかし、共同聲明は北朝鮮が核兵器や弾道ミサイルの実験を停止することを求める一方で、米韓が朝鮮半島における大規(guī)模な軍事演習を取りやめることや、韓國に高高度防衛(wèi)ミサイル(THAAD)ミサイルを配備することに反対するなど、むしろ米國に対する注文が多い內(nèi)容になっている。
また、中國外交部の耿爽報道官も同日の定例記者會見で、米國を批判した。
記者會見では、トランプ米大統(tǒng)領(lǐng)が4日、北朝鮮のミサイル発射についてのツイッターへの投稿についての質(zhì)問が出た。トランプ大統(tǒng)領(lǐng)は「こいつ(北朝鮮あるいは金正恩氏)は生き延びるためにマシなことはしないのか?韓國と日本がこれ以上我慢するとは思えない。中國はおそらく、北朝鮮に対して厳しい行動をして、このくだらない行為をきっぱりと終わらせるだろう!」と書き込んでいた。
耿報道官はトランプ大統(tǒng)領(lǐng)が主張した中國による「厳しい行動」について、「われわれは安保理決議に違反するいかなる行動にも反対する」とだけ説明した。
中國は北朝鮮の核やミサイル発射に対して、安保理決議に違反すると厳しく批判すると同時に、米國などの「獨自制裁」に対しても、安保理決議にはないと批判している。耿報道官の発言は、中國として、トランプ大統(tǒng)領(lǐng)が主張する「厳しい行動」を否定するものと理解できる。(翻訳?編集/如月隼人)
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