2017年7月5日、今年3月に韓國(guó)?仁川（インチョン）で起きた小學(xué)女児誘拐?殺害事件の裁判で、主犯少女の弁護(hù)人が諦めとも取れる発言をし、波紋を呼んでいる。韓國(guó)?國(guó)民日?qǐng)?bào)などが伝えた。

被告人のキム（17）は3月、公園で遊んでいた小學(xué)2年の女児に聲を掛けて自宅に連れ帰って殺害、遺體を傷つけた上で、マンション屋上の水道タンク近くに遺棄した罪に問(wèn)われている。

4日開(kāi)かれた公判で、キム被告の弁護(hù)人は「被害者を誘拐した部分について認(rèn)める」としながらも、犯行當(dāng)時(shí)、キムが判斷?意思決定能力を欠いた「心身微弱」?fàn)顟B(tài)であったとの以前からの主張を崩さず、検察側(cè)の「緻密に計(jì)畫(huà)された犯行」との主張を否定した。また、キムが共犯者の存在などについて自ら申し出たことなどに言及、情狀酌量を願(yuàn)い出た。

しかしこの後に続いた弁護(hù)人の発言は驚くべきものだった?！袱铯瑖?guó)の法體系で成人に対し最も重い刑は死刑だ。被告人は満18歳未満であるため最も重い刑は懲役20年だが、心身微弱と認(rèn)められそうにもなく、懲役20年を受けざるを得ないだろう」と、弁護(hù)人でありながら最高刑を予測(cè)したのだ。さらに「私も死刑にすべき（ではないか）と恥じ入る思いだ」とし、「弁護(hù)人がしてやれることはない。早く裁判が終わってほしい」とも述べ、法廷をざわつかせたという。

キムはこうした発言を聞くや弁護(hù)人の手をつかんで止めようとし、裁判長(zhǎng)も「そういう話はしないように」と注意を與えた。

この発言に、韓國(guó)では弁護(hù)人の弁護(hù)士としての資格を疑問(wèn)視する聲も上がっているが、一方で弁護(hù)人が死刑にまで言及したのは、「最高刑に値するほどの罪を、未成年者が正気の狀態(tài)で起こしたとは考えられない」と主張するためだとの分析もあるという。

なお、韓國(guó)のネットユーザーからは「弁護(hù)人の立場(chǎng)でもとうてい許せないほどの犯罪だったんだろう」「こんな悪魔を弁護(hù)しなきゃいけないんだから、恥じ入るのも仕方ない」「弁護(hù)士さんも精神的ストレスを受けたんだろうね。大変な仕事だ」など、弁護(hù)人の発言を擁護(hù)するコメントが多數(shù)寄せられている?！竷Wの目からもこれは死刑だ」との厳しい聲も多くの共感を得ており、韓國(guó)の人々が同事件に大きなショックを受けていることがうかがえる。（編集/吉金）