2017年7月4日、華字紙?日本新華僑報網(wǎng)は小池百合子東京都知事について「小池旋風(fēng)はいつまで吹くか」と題する記事を掲載した。

小池知事率いる會派「都民ファースト」が、このほどあった東京都議會選で自民黨に圧勝した。都議會の守舊勢力を批判し、有権者の支持を獲得。フィリピンのドゥテルテ大統(tǒng)領(lǐng)、米國のトランプ大統(tǒng)領(lǐng)、フランスのマクロン大統(tǒng)領(lǐng)、韓國の文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領(lǐng)らと同様、一種の意外性を持って受け止められたが、市民の改革と刷新への欲求の表れともいえよう。

今回の都議選の結(jié)果は、安倍晉三首相を中心とした現(xiàn)政権の「傲慢さ」への批判ともいえる?！腹仓\罪」の強(qiáng)行採決、加計?森友學(xué)園問題への対応などは「國會や民意の軽視」であり、閣僚らの傲慢な発言は都民の不満を招いた。都議選の人民黨慘敗は、自民黨政権の傲慢無禮への反撃ともいえる。人々は「安倍一強(qiáng)」の現(xiàn)狀に我慢がならず、一撃を加えたわけだ。

都民ファーストは現(xiàn)在、國會に議席を持っていない。しかし、小池都知事が今後、國政に転じる可能性はある。小池都知事は今後、安倍首相より右傾化し、強(qiáng)硬な対中政策を打ち出す可能性はあるだろうか。筆者は日本の政局が「誰が右で誰がさらに右なのか」判然としない時代にあるとみる。小池都知事個人を分析するより、米中関係にどう取り組むかをみるべきだろう。日中関係は常に米中関係に影響を受けてきたからだ。（翻訳?編集/大宮）