中國KFCがビールとザリガニ販売する店を設(shè)置、ターゲットは若者―中國メディア

人民網(wǎng)日本語版    2017年7月10日(月) 0時20分

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浙江省杭州市で1日、中國のケンタッキー?フライド?チキン初のグリーンをテーマにした店舗「K PRO」がオープンした。寫真は北京のKFC。

浙江省杭州市で1日、中國のケンタッキー?フライド?チキン(KFC)初のグリーンをテーマにした店舗「K PRO」がオープンした。KFCというと赤と白がそのイメージカラーで、フライドチキンとポテトをメインとしているものの、同店舗は爽やかなグリーンがテーマで、商品はサラダがメイン。野菜や果物のジュース、イタリア発の軽食?パニーニなどもならび、「肉系」の雰囲気を一掃してフレッシュなムードを醸し出している。

メインの各種サラダはガラスで中が見えるキッチンで作られ、焼いた鶏の胸肉や蒸したエビ、燻製のシャケなどの具を自由に盛り付けることができるようになっている。店內(nèi)には、セルフオーダー端末が設(shè)置されており、客は注文を終えると、グリーンの円盤型呼び出し裝置を持って席に著き、店員が料理を運んできてくれる。この點も、普通のKFCとは異なる。特筆すべきは、中國人の好みに合わせて、ザリガニもメニューに入っている點だ。

KFCの親會社である米國のヤム?ブランズ社の中國における経営を擔當する百勝中國は、同社グループから獨立し、獨立した會社としてニューヨーク証券取引所で上場して以降、中國大陸の市場で次々にアクションを起こしており、商品のローカライズが一層進んでいるほか、傘下ブランドのパッケージも一層若者をターゲットにしたデザインになっている。KFCの「脫インスタントフード化」し、若者をターゲットにした市場で勢力を拡大しようとする決意が一層際立つようになっている。中國食品産業(yè)の評論家?朱丹蓬氏は、「KFCは他の西洋のインスタント食品ブランドと同じで、中國現(xiàn)地の同業(yè)者が臺頭しているのを背景に大きなプレッシャーを受けており、もしホワイトカラーをターゲットにした市場で安定した地位を築きたいなら、市場のニーズに合わせて常に変化することが求められるようになっている」と指摘している。(提供/人民網(wǎng)日本語版?編集KN)

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