「慰安婦強(qiáng)制連行の動かぬ証拠」=中國で朝鮮半島出身者の名簿を公表―中國紙

Record China    2017年7月6日(木) 17時40分

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5日、中國江蘇省南京市にある利済巷慰安所舊址陳列館が開いたシンポジウムで慰安婦問題に関する新たな資料が公表された。寫真は利済巷慰安所舊址陳列館。

2017年7月5日、中國江蘇省南京市にある利済巷慰安所舊址(きゅうし)陳列館が開いたシンポジウムで慰安婦問題に関する新たな資料が公表された。南京日報が6日付で伝えた。

記事によると、シンポジウムには日本、韓國、インドネシアなどの専門家約30人が出席した。新たに公表されたのは1944年4月に書かれたとの記載がある「鶏林會名簿」。浙江省金華市の檔案館が保管していたもので、専門家からは「日本軍が金華地區(qū)に慰安所を建設(shè)し、慰安婦を強(qiáng)制連行、慰安婦制度を?qū)g施した動かぬ証拠」との指摘が出たという。陳列館館長の蘇智良(スー?ジーリアン)氏は同資料について「『鶏林』は新羅の國號で、朝鮮半島の意味も持つ。このため、半島出身者の同郷會に『鶏林』の名が付けられた」と説明、名簿の研究によって戦爭後期の金華地區(qū)における半島出身者の狀況、とりわけ記載されている慰安所の分布狀況について新たな認(rèn)識が得られるとの見方を示した。

記事は「1942年5月18日に日本軍が金華を占領(lǐng)した。戦爭の人的資源とされた半島出身者も金華に流入。これが金華鶏林會誕生の背景だ」と説明しており、名簿には人の名前だけでなく、年齢や現(xiàn)住所、職業(yè)なども記載されていると指摘。ただ、名前から女性と思われる20?30歳くらいの100人余りには職業(yè)の記載がなく、この件で調(diào)査を行った蘇氏らは「職業(yè)欄の空白はミスではなく、伏せられたもの。これら女性は慰安婦とされた人々だ」と判斷したという。名簿上で慰安婦と推測される女性は135人、鶏林會の半島出身者全體の64%に當(dāng)たる。(翻訳?編集/野谷

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